毒入りの「あんこ」
与党の一部と立憲民主党が、年金法案の修正を議論している。 メディアはこの修正を「基礎年金の底上げ」とか「あんこを入れる」などと報道しているが、大きな間違いだ。 まず第一に、厚生年金の積立金を国民年金に流用しようとしている […]
2025.05.25 | 詳細はこちら
厚労省の年金法案について
かつて日経新聞には大林尚さんのように年金制度をよく理解している記者や編集委員がいて、私もよく一緒に議論したものです。 ところが最近、日経新聞も年金制度を理解している記者がいなくなったのか、厚労省の大本営発表を鵜呑みにした […]
2025.05.20 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 年金の隠された問題
国際医療福祉大学の稲垣誠一教授が、ダイナミックマイクロシミュレーションという手法を使って、高齢者の将来貧困率を推計して提示した研究があります。 超党派の年金勉強会の幹事会に稲垣先生をお招きして、その内容を伺いました。 稲 […]
2025.05.09 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 消費税か保険料か
グラフは1980年度からの税と社会保険料の推移です。 1980年度からの税と保険料の変遷を見ると、税の引き上げは政治的なコストが大きいのでなかなか引き上げられず、その分を保険料の引き上げでカバーしたために保険料が非常に上 […]
2025.04.14 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 年金法案か抜本改革か
年金法案を国会に出す出さないが話題になっています。 今回の年金法案は、100年安心と言った2004年の年金改革が、それからわずか20年で、「制度は破綻していない」ものの年金額がこれからどんどん小さくなり、これでは年金生活 […]
2025.03.26 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 年金制度の抜本改革を議論しよう
現在の年金制度は破綻しないのかと問われれば、破綻はしないでしょう。 それはなぜかといえば、破綻しないように運営するからです。 しかし、賦課方式の年金制度を現在のような少子高齢化の日本で続けようとすれば、保険料負担を増やす […]
2025.03.13 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 年金問題を解説する-2 国民年金の問題
現在の国民年金にはいくつもの問題があります。 現在の国民年金は、第一号被保険者は収入の多寡にかかわらず、月額16,980円の年金保険料を負担しなければなりません。 所得が少ないほど所得に対する年金保険料の負担率が高くなる […]
2025.03.03 | 詳細はこちら
社会保障改革2025 年金問題を解説する-1 現行の年金制度
日本の年金制度と年金制度が直面する問題を解説します。 社会保障を実現する方法には、「保険」と「福祉」があります。 保険は保険料の支払いに基づいて、個々に権利が発生します。 福祉は税を財源に行なわれますが、税 […]
2025.03.02 | 詳細はこちら
社会保障改革2025-5 支払基金改革
社会保障改革のためには、効率化、合理化も必要です。 医療そのものの効率化、合理化はもちろんですが、それに関連する事務の効率化も進めています。 その一つが医療機関から請求された診療報酬を審査し、支払うための機関である支払基 […]
2025.02.02 | 詳細はこちら
社会保障改革2025-4 第3号被保険者問題
「年収の壁」を無くすのであれば、いまの第3号被保険者制度の廃止が必要です。 ただし、この制度を前提に人生設計をしてきた方もいますから、決定から廃止まで一定期間をおき、廃止の際にすでに一定以上の年齢になっている人にはこの制 […]
2025.01.28 | 詳細はこちら