なぜ若者は鳥インフルエンザにかからないのか

2013.04.22

今回の鳥インフルエンザH7N9の発症者を見ていると、非常に不思議だ。
まず、子ども、若者がかからない。たしかに10歳以下で感染した子どもが2人いるが、2人とも回復した。10歳から19歳の間で感染したものはいない。
20歳から59歳の患者の致死率は12.5%、それに対して60歳から69歳の患者の致死率は25%、70歳以上の場合、致死率は22.6%。
米国ミネソタ州のCenter for Infectious Disease Research and Policy (CIDRAP)によれば、今回のH7N9の感染者の年齢の中間値は61.5歳。
以前のH5N1ウイルスの場合、感染者の年齢の中間値は27歳。H5N1ウイルスの感染者のうち、今回のH7N9ウイルスの感染が確認された省と同じ省での感染者に限れば中間値は24歳に下がる。
男女比も82人の感染者のうち女性はわずか25人。H5N1ウイルスの場合、今回と同じ省で比較すると男女6人ずつ。
先週、養鶏場や市場など1000ヵ所で検査された48000羽のうちわずか39羽だけがH7N9ウイルスに感染していた。感染者の40%はこうした鶏に触れたことがない。
しかし、H7N9もH5N1も発症から死亡までの日数の中間値はどちらも11日。
人類の英知が試されている。



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