備蓄の活用

2026.03.13

日本向けに原油を積んだタンカーが最後にホルムズ海峡を通過したのが2月28日で、そこから20日かけて3月20日ごろに日本にそのタンカーがやってきます。

そこまではほぼ毎日1隻、日本の1日分消費量を積んだタンカーが日本に入ってきますから、原油の供給は心配ありませんが、3月20日以降は供給が大幅に減少します。

そこで高市総理がIEAによる備蓄の協調放出の決定に先立って、まず、民間備蓄の15日分の活用、そしてその後、国家備蓄の1か月分の放出を表明しました。

第二次石油危機以降、備蓄石油が活用された事例は6回あります。

第二次石油危機.....事業者ごとに5-25日分の民間備蓄引き下げ
湾岸戦争........4日分の民間備蓄を引き下げ
ハリケーンカトリーナ..3日分の民間備蓄を引き下げ
東日本大震災......25日分の民間備蓄を引き下げ
リビア情勢の悪化....3日分の民間備蓄を引き下げ
ロシアのウクライナ侵攻.7日分の民間備蓄と5日分の国家備蓄の引き下げ

東日本大震災やロシアのウクライナ侵攻の時とくらべても、まず民間備蓄15日分、さらに当面の国家備蓄の1か月分というのはかなりの量になります。



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