欠席!
2010.09.11
自民党の消費者問題調査会で問題提起された消費者委員会の委員の欠席率が高いのではないかという点について、まとめたものが報告される。
全体(%) H21 H22
池田弘一 74 81 64
川戸恵子 77 95 50
櫻井敬子 66 81 43
佐野真理子 94 100 86
下谷内冨士子 97 100 93
田島眞 94 95 93
中村雅人 100 100 100
日和佐信子 91 95 86
松本恒雄* 100 100 100
山口広** 97 94 100
*委員長 **平成21年11月16日任命
全体とは平成21年9月1日から平成22年8月27日までの消費者委員会33回と消費者団体との意見交換会2回の合計35回に対する出席率
H21は、平成21年9月1日から平成22年3月31日までの21回の消費者委員会の出席率
H22は、平成22年4月9日から平成22年8月27日までの12回の消費者委員会と2回の消費者団体との意見交換会の出席率
平成22年度の出席率が5割を切った櫻井敬子委員は平成22年8月31日付で辞任。
常識的に考えると、委員に任命された当初は、すでに約束済みの日程が入っていて委員会に出席できない可能性が高いが、委員に任命された後は日程調整が進み、だんだんと出席率が高くなるはず。しかし、これをみると100%出席の二人と追加任命された一人を除き、全員の出席率が平成22年度に入って下がってきている。特に三名は著しく出席率が低い。これは委員のモーチベーションが下がってきている証拠だ。
消費者委員会は証券等監視委員会などのように委員会が行政庁の役割を果たすことを期待されているはずで、単なる審議会ではない。
本当にこの組織は必要なのだろうか。それとも消費者委員会を廃止して、無駄な予算を排して消費者庁の活動を活発化させるべきではないか。議論が必要だし、結論を早く出す必要がある。
自民党の消費者問題調査会に出席している消費者団体から丁寧な報告があり、消費者委員会に検証を求めたところ、出てきたのは既に報告されていたもの以下の内容のものだった。