記者会見4月12日

2024.04.12

今日は、介護分野におけるデジタル活用についてご紹介します。

介護サービスを受けるには、まず介護支援事業所でケアプランを作成し、介護サービス事業所に送り、介護サービス事業所が介護を実施した後、介護実績を取りまとめ、介護支援事業所に返送するという作業が発生します。

介護現場から、このケアプランなどの書類の作成作業が負担になっているというご意見がデジタル庁に寄せられています。

昨年の4月から、「ケアプランデータ連携システム」が本格稼働をしております。

かつてはケアプランや実績のやりとりを、郵送やFAXで行っておりましたが、この「ケアプランデータ連携システム」を使うことで、インターネット経由でデータ連携が可能となりました。

ケアプラン以外の様々な参考データも、PDFで共有することができるようになっております。

ただ、この「ケアプランデータ連携システム」について、十分に現場に周知されておらず、現場がこのシステムのことを十分に知らなかったようです。

先月末には、このシステムの利便性向上のために、利用画面の改良が行われ、また介護記録ソフトとの連携用APIが開発されるなど、機能が拡充されております。

介護従事者の手間の削減、あるいは効率化は非常に重要で、デジタル庁あるいは厚生労働省が一生懸命取り組んでいるところですので、多くの事業所に、このデータ連携システムをご活用いただきたいと思います。

デジタル庁においても、こうしたデジタル技術が十分に活用いただけるよう、厚生労働省とも連携して、周知広報に努めていきたい。



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