2004年4月23日号

2004.04.23

ダイムラークライスラーが三菱自動車支援から撤退。
三菱グループ最大の危機、三菱グループが再建を支援云々というニュースを聞きながら、数週間前のエクロート社長との夕食を思い出す。
トヨタやホンダは強いブランドだが、三菱自動車には強いブランドがない、あるのはグループ名だけだ、と。

オーストラリアから旧友が来訪。
日本の時代はもはや終わりを告げ、中国の時代が来たと誰もが思っている。それなのに日本は外に向かってまだとてもひどいプレゼンテーションをしている。そんなことはもはや通用しないとはっきり日本に言ってあげるのが親切だ。中国はものすごくプレゼンテーションが上手だし、もう日本を相手にしていない。アメリカとどうやって競争するかを考えている、と手厳しい。
一つ例を挙げよう、中国は4日前に訪問をしたいと言えば、政府のトップクラスの人が会ってくれる。日本は、外務省からの招待を受けて来たのに、招待主の外務大臣にも会えない。外務省では政務官に会ったが、彼は開口一番、私は外交のことは何もわからないと言った。四日間の日程で日本に滞在したが、最後の2日はろくに日程も入らなかった、と。
ちなみにケビンは、現在、オーストラリアの影の外相で、年末には確率二分の一でオーストラリアの外務大臣になっているはずだ。
最近、この手の批判が非常に多い。もはや、国会が頑迷固陋だとか、外務省が無能だとか批判しあうのではなく、この国をどう再建するか真剣に議論しなければならない。
与野党の議運や国対の関係者に外交日程の話をして廻る。

小池環境大臣が環境省のなかで環境に関する政策を募集した。
コイケスト大賞とはすごい命名だなと思ったが、環境部会の役員会でコイケスト大賞の話をしたら、環境省からの出席者が爆失笑。
コイケスト大賞ではなくエコイスト大賞だった。
あとで役所の人から、サユリストってのはありましたけど、そこまで美人かどうか、と言われました。
ちなみにエコイスト大賞は、全国すべての公立学校に太陽光発電と燃料電池を入れてエネルギー自立させるという提案。石油特会も使えるし、部会でバックアップしていこう。

浜田防衛副長官に、自衛官をイラクに送るならば、通勤する自衛官が誇りを持って制服で通勤できるようにすべきではないか、と申し上げる。危ないところには派遣するけれど、都内ではスーツに着替えろという内規はおかしい。



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