スーツケース

2023.11.01

海外出張が多い仕事についた方から、外務大臣時代にどんなスーツケースで海外出張に行っていたのか、海外出張用にどんなスーツケースを用意したらよいのか、海外出張する時に便利なものはないか等、ご質問をいただきました。

私はフタの部分がスーツを入れるコンパートメントになっている機内持ち込みサイズの二輪のスーツケースを愛用しています。

ポイントは、替えのスーツをしわにならないように入れられることです。

でも、これからスーツケースを選ぶならば、四輪の押せるタイプにするべきです。

引っ張るタイプに比べて押せるスーツケースは楽ですし、手提げバッグを取っ手に組み込むこともできます。

二輪の引っ張るタイプは、空港などの混んでいる場所で、人を引っかけないように気を遣いますし、手提げを取っ手に組み込んでも引っ張るところが重くなるだけで、楽になりません。

スーツケースには、真ん中からパカッと開くタイプと片側がフタのようになっているタイプがありますが、フタ式になっているのがおすすめです。

片側がフタのようになっているタイプは、スーツケースの底からしっかりとものを詰めて、最後にフタをすればよいので、入れたものが崩れにくく、また、背の高いものもしっかり詰めることができます。

真ん中から開くタイプだと、両側にものを詰めて、最後にえいやっとものが詰まった片側を締めなければならないので、ものが動きやすく、背の高いものを入れる時も気を遣います。

出張が長くなる時は、着替えのスーツが必要ですが、スーツだけを入れられるコンパートメントがあれば、しわをそんなに気にしなくてすみます。

外務大臣時代は、空港からホテルに直行して短時間でシャワーを浴びて着替えて会議に向かうということも多くあったので、機内持ち込みサイズは必須でした。

本やパソコンをさっと取り出せるポケットがあれば便利かもしれませんが、私はスーツケースの他にバッグを持って、そっちに本やパソコンは入れていました。

外務大臣の時に重宝したのがジャージのような生地のスーツです。

ズボンの前を折り目があるようにミシンで縫ってもらっておけば、これを着て飛行機に長時間乗っても、フルフラットで寝ても、しわや折り目を気にする必要はありません。

飛行機降りてすぐにイベントや会議などに行かなければならないときは便利です。

最近は、ずいぶんバリエーションも増えてきました。

海外でも国内でも泊まりがけの出張のために、予備の眼鏡、電池式のひげそり、薄くて音の大きい目覚まし時計、携帯の充電コード、アトピーの薬、胃薬、絆創膏、小さな石けん、予備の単三乾電池、使い捨てのスリッパ、航空会社のマイレージカードとホテルのカードを詰めたポーチを用意して、それと着替えを鞄に入れれば出張の用意が終わるようにしていました。

外務大臣時代は、出入国は大使館と先方の政府がやってくれましたのでパスポートを自分で持つ必要はありませんでしたが、海外に行く時はパスポートと紙幣を入れたものを肌身につけています。



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