ジョージワシントンと桜の木

2008.10.08

財務省の政策棚卸し、始めます!!
まず、財務省傘下の特別会計から埋蔵金がどれぐらいあるか。
日程は決まり次第、お知らせします。(解散したらゴメンナサイ)

神奈川県横須賀市の海軍基地に米軍の原子力空母ジョージワシントンが配備されました。

これまでミッドウェイ、インディペンデンス、キティホークの三隻の米軍の空母が横須賀を母港としておりましたが、原子力空母の配備は初めてです。

キテイホークの退役で、アメリカ海軍の保有する空母は全て原子力空母となりました。だからしかたなく原子力空母を受け入れるというのではなく、他に従来型の空母があっても原子力空母を受け入れるべきだと思います。

従来型の空母は、高速航行中、数日間に一度の頻度で、補給艦から燃料の補給を受ける必要があります。補給艦からの燃料補給中は、空母と補給艦が燃料管で繋がれているため、数時間にわたり飛行機の発着が出来ない他、低速運行を強いられ、進路変更も難しい状況になります。そのためこの補給の時間帯が空母にとって一番の弱点です。

横須賀を母港とする空母の使命は、北朝鮮への圧力と台湾海峡有事を防ぐこと、それにシーレーンの防衛です。前々回の台湾の総統選挙では、中国が直前に台湾近海でミサイル演習を行い、台湾海峡を緊張させました。その際、米軍は、台湾海峡に空母を二隻展開し、中国は手も足も出ないという状況になりました。

それを受けて、最近、中国は潜水艦の強化に務めています。空母にとって、燃料補給中に潜水艦に狙われるのが最も危険な状況です。

原子力空母は、一度燃料を原子炉に装填すると二十五年間、燃料の補給が必要ありません。つまり、従来型の空母の一番の弱点である燃料補給が必要なくなります。

中国の軍事的な最高機関である軍事委員会のメンバーは、胡錦涛総書記以外は全て軍人です。隣国の日本としては、中国との友好関係を築く努力をしながらも、その軍事的な意図には十分注意を払い続けなければなりません。

アメリカの空母が横須賀を母港とすることは、東アジアの軍事的な安定に大きな役割を果たします。私は、ジョージワシントンの横須賀配備を強く支持します。

原子力空母は非常にお金がかかります。原子力空母の船体を建設するだけで約9400億円、装備に7700億円必要になります。搭載する飛行機の配備に4700億円、その他に空母を運航する人員の人件費が年間に1800億円かかることになります。これだけで日本の防衛費の約半分です。

さらに空母は一隻だけでは運用できません。巡洋艦の建設と装備に一隻約7000億円、駆逐艦一隻約3500億円かかります。

日本の防衛を米軍に依存することがよいのかどうかいろいろと議論がありますが、自主防衛をするためには防衛費を相当増やさなければならないことも事実です。



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