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資料読み
2008.08.15
環境省の政策棚卸しの資料の読み込みを始める。
役所の資料の他に、NGO等から寄せられた資料もある。
おやおや、いろんな資料があるぞ。
「環境省が見た文部科学省の政策棚卸し」なんて資料もある。
環境省の担当者が文部科学省の政策棚卸しを傍聴した記録だ。
結構いい加減なメモで、評価者が思いつきで発言する、等と書かれているが、評価者は思いつきで発言しているわけではない。
担当者は最後の二週間、徹夜で死にそうになっていた。
吉野副大臣が座長をしていたわけだから、直接聞けばよいのに。
島原の雲仙岳の噴火後の平成新山ネイチャーセンターなる箱ものの資料もある。
県の建てた記念館があるのに、国土交通省が二カ所と環境省が一カ所(平成新山ネイチャーセンター)記念館を建てている。
展示内容の一覧を見ると、みなほぼ同じ。
箱もの四つで60億円。
環境省の予算は決して多くはないのに、明らかに無駄に使われている30億円の事業がある。
こりゃ、そうとうひどそうだ。
環境省もこのひどさは認識しているようで、いろんなメモが出てくる。
これだって、名前を聞けばごもっとも。問題は、政策目的に手段が全くあっていない。
天下り関係の資料には、天下りよりひどい実態が出ている。これは政策棚卸し以前の問題だ。しかし、大臣は何をしていたんだ?
自民党本部には、山崎さんが二人いる。
そのうち一人が無駄遣い撲滅PTの担当者。
党本部に電話して、ヤマザキさんを、と言うと、ヤマザキは二人おりますが、どちらのヤマザキでしょうと必ずたずねられる。
最初のうちは、無駄遣い撲滅PTを担当している山崎さんなどと言っていたが、そのうち短くなって、無駄遣いの山崎さんとか、無駄の山崎さん。それでもちゃんと通じるのだが。