宮廷クーデター

2008.03.28

3月27日木曜日朝八時半、自民党本部507号室。
いろいろな部会から三々五々集まる議員。

租特法改正原案、つまり道路特定財源を十年間維持する、をそのまま維持し、中期計画の変更もしないという道路族ときちんと対峙するために、一定の条件が担保されない状態での再議決には反対票を投じようという議員が集まる。

平成二十一年度から道路特定財源を廃止し、全て一般財源にする。
道路整備中期計画を最新の需要予測に基づいて削減する。
地方の財源は維持する。
公益法人をゼロベースで見直す。
自動車関連の税を簡素化する。
国土交通大臣を更迭する。

全員で、最終目的は道路特定財源の全額一般財源化であるということを確認した。そして、それに基づいて以上の六つの条件について議論し、最後の一点は少し違う話だということで、最初の五つの実現がきちんと担保されない限り、再議決には反対する方針を確認した。
党内に原理主義的な抵抗勢力が誕生した瞬間だった。

午後四時、総理の記者会見で、ほぼその全てが網羅されていた。
総理による宮廷クーデターのおかげで、我々は抵抗勢力から近衛部隊に一変した。

一般財源化すると地方は困るという意見がある。
道路に使えといって、下げ渡していたお金を、これを自由に使ってくださいといって地方の収入にするのだから、困ってもらっては困る。道路に使えといってもらわないと道路に回せないという声も聞いたが、それは時代に逆行している。必要なものには手当をし、必要ないものに関する予算はカットするというのは当然ではないか。

党内には、まだいろいろな声がある。自民党が過去のしがらみときちんと手を切れるかどうか、あたりまえのことができるかどうか、チャンスは二度ない。

それにしても国土交通大臣のていたらくは、ひどすぎる。



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