ダボス会議

2010.12.30

毎年1月末にスイスのダボスでWEF(World Economic Forum)が主催するダボス会議が開かれる。世界から経済界、政界のリーダーが集まる情報発信の場だ。

しかし、日本からの参加者、特に政界からの参加者はこれまで極めて少ない。

日本では国会で予算審議が行われている時だ。総理や財務大臣、外務大臣がダボス会議に参加すると、閣僚がそろわないからという理由で予算委員会が止まる。年度内の予算成立を考える与党はいつも国会日程を優先してダボス会議に閣僚を出席させてこなかった。

では、野党が行くかというとそうでもない。そんな大切な時期に国会を空けるとは政局的な勘が鈍いとかなんとか批判する前世紀の生き残りが野党の中にもいるからだ。

で、ダボス会議では日本を代表するリーダーの声が聞こえない。

他方、中国は国家主席をはじめ中国のリーダーが大挙してダボス会議に参加する。アジアの声はまるで中国が代表するかの如くだ。

日本もダボス会議に行くべきだ!!

総理や外務大臣、財務大臣がいないと審議すべき予算の項目はないのか。そんなことはない。厚労大臣や文科大臣にはいつだって質問は山積みだ。法務大臣にも聞きたいことはたくさんある。環境大臣もしかり。国家公安委員長だって半日以上、質問は続くだろう。影の行政刷新・公務員制度改革担当としては、蓮舫大臣に丸一日だって質問したい。馬淵大臣に基本高水の件でじっくりと聞きたいし、JALについてだって質問はたくさんあるはずだ。

総理や財務大臣、外務大臣がいなくたって、予算委員会はどんどん審議すればよいのだ。

総理や野党の党首はダボスに行って、とんぼ返りなどせず、じっくりと各国のリーダーと意見交換し、個人的な関係を深めてくるべきだ。

森さん、小沢さんたちが作ってしまったどうでもよい国会のあり方をがらっと変えなければ21世紀の日本を前に進めることはできない。昔ながらの馬鹿なやり方はゴミ箱に捨てよう。

谷垣さんがさっさとダボスに行く宣言をすべきだ。総理も行く、財務大臣もいくというならば、どうぞごゆっくりしてきてくださいと送りだそう。その間、蓮舫・河野で公務員制度改革について、行政刷新についてじっくりと予算委員会で議論ができる。

ダボス会議について、政局がどうのこうのいう奴がいたら、政治家でもマスコミでも2011年中、シカトしよう。



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