2001年2月28日号

2001.02.28

メールアドレスが変わってます。前のMSNはもう使えません。

パソコンが壊れてしまってしばらくお休みしてしまいましたが、無事修理から帰ってきました。この間、硫黄島へ米軍のNLPを見に行ったり(これも民間人が訓練に立ち会っていたということでしょうか)、フロン回収装置の説明会に山形に行ったり、いろいろとありましたが、過去は振り返らず、前に進みましょう。

朝八時に外交部会。機密費の件で、もめる。最後は中山外交調査会長に取り扱いを一任。
亡くなった小渕前首相もおっしゃっていたが、国会が予算を修正できないことはない。

浄化槽を設置するための浄化槽整備士という資格と、浄化槽を点検するための浄化槽管理士という資格がそれぞれあって、財団法人の浄化槽整備士センターというところと日本環境整備教育センターという二つの組織が資格を取るための講習会をやっている。それぞれ講習会の費用が合計年間一億二千万円と二億円が転がり込む仕組みになっている。これに関連する法律が厚生省から環境省に移管されてきた。改正法が明日環境部会にかかるので、役所が説明に来たが、大体こんな資格が必要なのか。六日間で六万円、十日間で十万円の講習費は妥当なのか。この法案はもともと社会部会と建設部会が、浄化槽と下水の利権争いを繰り広げ、大喧嘩の末に妥協してできた産物で、環境部会はまったくかやのそとだったものらしい。平成八年に検査などを委託する公益法人に関しては十二年度末までに基準を法律で定めるという閣議決定をしているため、そのための法改正のようだ。
手続き的に、明日の部会は通すが、中身は今後環境部会で精査すると言うことで、部会長と話をつける。
と、宇和島選出の部会長、明日は米軍の特使について宇和島に行かんといけなくなり、部会、政審と部会長代理の私が担当することになった。

厚生省から環境省に移管された部分はある面めちゃくちゃで、ものによっては、予算を決めるのに、役所や自民党の正式機関である部会がタッチせず、有志の議員からなる議員連盟が勝手に決めていたものがある。いったいどうなっているのか。ここまで露骨な利権にびっくり。

COP7に向けての取り組みを議論する地球特で、加納参議院議員が、温暖化ガスの削減なんて短期的には無理だから2100年を目標にやるべしと、自説を展開。電力会社、経済産業省、商工族なんてのはみんなこの程度の認識だから。

地球特、環境部会を一般やマスコミにオープンにすべしと幹部に詰め寄るが、本当にマスコミは政策の議論を書くだろうかと反論される。環境部会と経産部会が対立しているとか、そのレベルの事しかかかれないのでは逆効果だと言う意見には、頷くしかない。マスコミよ、政策を報道せよ。



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