- HOME
- » ごまめの歯ぎしり » 16-2 デジタル大臣・デジタル行財政改革 » 記者会見3月8日
記者会見3月8日
2024.03.09
来週3月11日(月)に規制改革推進会議の地域産業活性化ワーキング・グループ第9回を開催いたします。
YouTubeチャンネルで生配信もいたしますが、国会の情勢が許せば私も参加いたします。
ライドシェアの課題について、地域における移動の自由を確保する観点から、まずは、現行の道路運送法の枠内で実施可能な事柄として、自家用車活用事業の制度の創設と自家用有償旅客運送制度の改善について、この4月からの実施に向けて国土交通省と調整をしています。
これらの施策の効果は4月以降もモニタリングをして改善をしていきますが、並行してタクシー事業者以外の者によるライドシェア事業に係る法制度についても、6月に向けて議論してまいります。
2件目、国家公務員のテレワークの推進のためのガイドラインについてです。
コロナ後も国家公務員のテレワークをしっかり推進していきたいと考えております。
今般、人事院と連携して、テレワークの実施に関する各省庁統一の基準を示すためのガイドラインを策定しました。
具体的には、業務上の支障がない限り、職員の希望に応じてテレワークを可能とすることを基本的な考え方といたします。
時間や場所に捉われない働き方を進める上で必要なこととして、職員の希望に応じ、1日の一部についてテレワークを行う場合、移動に必要な範囲内で休憩時間を延長可能としてもよいことにします。
また、職場に出勤する者に業務が集中しないようにマネジメントをしっかりしてもらいます。
テレワークをしているときは、業務と生活の時間の区別が曖昧になりやすいということから、長時間労働が助長されるようなことがないようにするなど、このテレワークの特性を踏まえた的確なマネジメントを管理者が行っていく必要があります。
こうしたガイドラインを示すことで、職員のワークライフバランスを改善するとともに、優秀な人材を確保するための多様な働き方を促していきたいと思います。
今後、各省庁に対してこのガイドラインの周知をしっかり図り、より一層のテレワークの促進を図ってまいります。