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長い導火線
2011.03.11
誰かがすでに、長ーい導火線の先に火をつけている。
毎日確かに網膜には写っているが、見ていないものがある。国会に5期、16年いるが、言われるまで全く気がつかない。しかし、言われれば、確かにそのとおりだ。
地方選挙ではなく、国政選挙の時に必ず準備しなければならないものがある。誰かがその準備の指示を出している。どこか機械の奥のほうで小さな歯車がカチッと音を立ててはまりこみ、回り出している。そのことを僕に教えてくれた人は、麻生政権の時にも同じ指示が出され、その歯車が静かに回り出したのを見ていたから、今回もそれがわかったのだ。
総理が指示を出したものだろうか、あるいは直接の担当者が準備しとかなきゃと思って始めることなのか。官房長官だろうか。それともまさか、あの方が...。
この導火線、一瞬で燃え上がるような速いものなのだろうか。それとも新美南吉のろうそくのように、しばらくじっと静かに燃えているだけなのだろうか。