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外務省の挑戦
2010.12.18
あの暑い日が続いていたあの頃、外務省に対して「へくった」ODAを一覧表にして欲しいと頼んだ。
夏が終わって秋が来ずに冬になり、寒さに震えるようになってもリストは出てこない。
問い合わせると、鋭意、調査中という返事が返ってくる。
と、ようやく外務省から説明に行きたいとの連絡が。よし、午後の日程を全部キャンセルして、夜の忘年会もひょっとしたら欠席になると連絡して、と指示すると、スタッフが怪訝そうに、外務省は説明の時間は約十分と言ってますけど。あれ?
外務省の説明は、失敗したODAのリスト作りは年を越します、ということだった。なんでと尋ねると、まず数がとても多いこと。そして今までこうした網羅的なリストを作ったことがなかったこと。
途中経過を眺めると、有償も無償も草の根もかなりの割合で失敗している。
もう一つ気になるのは、ここでいう失敗の定義だ。どうも当初に掲げた目標を達成したかどうかではなく、その目標の何割を達成したかということのようだ。しかし、それは甘すぎる。
外務省の決めた新デッドラインは、召集日。まだ、それが何日かは決まっていないが。