参議院選挙の争点

2010.02.28

参議院選挙の選対会議。

今年の参議院選挙の争点は、この国に健全な二大政党政治を作り、政党や政治家が、国の未来のためを考えて議論できる国会を作れるかどうかだけだといってもいい。

そのためには、小沢一郎が右を向けといえば何時間でもじっと黙って右を向いているような今の民主党とその連立政権に衆参両院での過半数を与えないことが肝心だ。

野党が参議院の過半数を握れば、予算と条約と首班指名以外は与野党で協議をしなければならなくなる。

税制も法律なので、税についても参議院が必要だ。総選挙前にマニフェストで『無駄を削れば財源はあるんです』と嘘を言って、選挙が終われば子ども手当のために所得税の増税ですといういい加減なことはできなくなる。

つまり、小沢一郎が恣意的に野党を全く無視し、与党だけで国会をどんどん進め、自分の好きな結論だけを国会が出すということはできなくなる。

(民主党の国会運営の横暴さは、自民党の審議拒否の影に隠れているが、これもかなりひどい。みんなの党の国対委員長である山内康一代議士のブログにその現実が書かれている。
『自民の審議拒否の終わり』
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-1973.html
『国会は今日も荒れ模様』
 http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-5f65.html

参議院選挙で与党に過半数を与えないというのが第一の条件だが、もう一つ条件がある。

自民党が人心を一新し、審議拒否をせず、政治とカネの問題に固執せず、政策議論をきちんと展開していくことだ。

長崎県知事選挙の後の審議拒否は全く馬鹿げたスタンドプレーだ。しかも党内の多数は審議拒否に反対なのに、強引に審議拒否を始めた責任者の処分は避けて通れないだろう。月曜日の朝七時の役員会は、谷垣総裁が欠席戦術を承認したというお墨付きを与えることになってしまった。総裁の人心一新の決断が求められる。

政治とカネの話は、国会の外でゆるまずにやればよい。国会の中ではあくまでも政策議論をするべきだ。

なぜ、今、所得制限のない子ども手当なのか、農家の赤字補填という名目でばらまきをやれば農地の集約のコストは上がり、儲かる農家が生まれなくなる。普天間の問題も締め切り間近だ。

なんだ、自民党は昔の人が昔の野党と同じことをやっているというのが今の評価だ。

そうではない、自民党は新しく、人も変わり、明日の日本を任せられる政策を議論できる政党だということを示さなくてはならない。

だから参議院を自民党等の野党に任せようと国民に思っていただけるのだ。

参議院選挙で国会をねじれさせ、小沢一郎の下でのねじれ国会と自民党の下でのねじれ国会は違う、今度は審議拒否や何でも否決ではなく、国民のために議論をして結果を出すねじれ国会だということをご理解いただく参議院選挙だ。



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