National Prayer Breakfast

2010.02.04

サンフランシスコからのレッドアイでワシントンダラス空港に到着する。二晩続けて機内はきつい。

コネチカット通りのヒルトンホテルにチェックイン。

ここを会場に第58回のNational Prayer Breakfastに出席する。

といっても単なる朝食会ではなく、一連の昼食と夕食、それにメインの朝食会からなる一大イベントだ。

もともとNational Prayer Breakfastは、アイゼンハワー大統領の時に、上下両院議員を招いて始められた。それが今までずっと続いて、上院は毎週水曜日、下院は確か毎週木曜日に議員と前議員だけの朝食会を続けている。そして毎年2月の第一週に大統領も参加する大きな朝食会が開催される。

僕もこれまで議事堂で開かれる朝食会には何回か出席させてもらったが、National Prayer Breakfastは初めての参加。これも野党になって海外出張が比較的みとめられやすいおかげかもしれない。

朝食会を通じて、党派を超えた連邦議員の個人的な交友を深めようということで始められたものだが、それが各国に伝播して、国を超えた、宗教を越えた、民族を越えた個人のつながりを深めようと各国で朝食会が行われている。

日本でも朝食会の他に、アジア各国からの参加者を招いたアジアの集いが毎年開かれていて、だんだん盛況になってきている。

今年のこの会は140近い国から多数の議員や大臣、政府関係者が参加しており、ナショナルというよりもインタナショナルだねという声があちこちで聞かれる。

もともとはPresidential Prayer Breakfastといっていたのを、いつからかNational Prayer Breakfastと呼び変えている。

7時にヒルトンにチェックイン。しばらく朝寝して、9時からレジストレーション。

12時半からインターナショナルランチ。一番大きいボールルームの三分の一を使って、数百人、いや千人近い。アメリカの議員が突然の採決で遅れ、トニー・ホール前議員がかわりに開会の挨拶。何人かの外国の大臣や議員の話があり、二時間近いランチになる。

午後は、ワシントンの友人に会い、6時半からの議員夕食会に出席する。
各国の国会議員と大臣をスラッタリー前米国下院議員やマーク・プライヤー上院議員がホストになって夕食会を開催する。

ニュージーランド、イギリス、エストニア、ルーマニアの国会議員とEU議員と同じテーブルで盛り上がる。アメリカの議員がどんどんまわってくる。

最大のイベントである明日の朝食会は、オバマ大統領やクリントン国務長官、ペロシ下院議長などが参加予定で朝7時半から始まる。

ヒルトンホテル周辺の道路は朝5時45分から封鎖され、セキュリティは最大限に厳しくなるそうだ。
参加者は三千五百人といわれている。

携帯電話やカメラは禁止、パスポートとIDと招待状を持って、6時半にはセキュリティチェックに並ぶようにといわれる。
ヒルトンホテルのエレベーターは大勢が使うので、いくら待っても来なくなるから、元気なら階段を歩くようにとまじめに言われる。部屋が四階でよかった!

噂ではオバマ大統領とスペインの首相の二人がメインスピーカーらしい。



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