みんなの党が増えないわけ
2010.01.15
ある先輩議員と長ーい電話。
総裁選挙で谷垣選対の一員で、推薦人にもなっていたんじゃないかな。
自民党はもう立て直せないから新党を考えよう、といきなり言われる。
思わず目が点。
じゃみんなの党に行ったらどうですかと言ったら、僕は比例復活だから既存の党にはいけないんだよ、でも、新しい党を作ればそこには移れる。
目から鱗。
そうだ、比例復活の議員はその任期期間中は既存の政党には移ることができないんだ。だからなかなかみんなの党に行こうという議員が増えないのか。
しかし、こんな選対に負けたのかと思うと情けない。
なぜ、こんな話が出るかと言えば、そりゃ執行部が参議院選挙に青木なにがしを公認しないという決断ができないことが原因だ。ヤマタクや虎さんでつっかえていて本丸になかなかたどり着けない状況を見ていると、そりゃ嫌気も差してくる。
小沢問題はあくまでも脇役。骨太の政策議論をしっかりやりながら参議院の公認選定で大胆に党の変革を打ち出すことをしなければ。
年寄りに何か言われて身動きがとれないようなら、いつでも替わりますよ。