日本のプレゼンスをあげろ!
2010.01.14
1月18日召集の今国会は、18日に補正予算の財政演説、19日と20日に衆議院、参議院の代表質問を1日ずつ、21日から衆議院の予算委員会が始まって、25日に衆議院本会議採決、26日から参議院予算委員会が始まって28日に議院本会議での採決。
そして、金曜日の29日に所信表明演説があり、翌月曜日の2月1日から衆議院の代表質問。
ところがその週末にダボス会議では、土曜日の30日午後5時から「Japan in Transition」というセッションが予定され、本来なら鳩山総理、谷垣総裁のふたりが出席して、パネルからの厳しい質問を受けるということになっていた。
金曜日の所信表明演説を聴いて飛行機に飛び乗ると、土曜日の午後5時にぎりぎり間に合うが、月曜日の代表質問に間に合おうとすると、土曜日の午後3時にはダボスを出なければならないぐらいの日程になる。
現状では谷垣総裁は物理的に日程が間に合わない。総理は、政府専用機を使えば間に合うが、国会を優先させるために欠席の方向らしい。
ふたりが政府専用機を使い、飛行場からヘリで会場入りすればセッションに間に合い、その晩ダボスに泊まってディナーなどでダボス会議参加者と意見交換をして月曜日に帰京し、代表質問を火曜日からに1日ずらせれば、日本にとってもよいことだと思う。
世界の中で日本のプレゼンスを上げるために、与野党が協調して、こういう国対をできないものか。