理事懇はだめよ
2009.01.22
UNICゲートに関する調査がこれ以上進まないならば、国連事務総長宛に、日本の国連への支出を止めるように外務委員会で決議することも考えなくてはならないという手紙を書くよ、と言ったとたんに、UNICに関する国連広報局の調査資料などが外務省から出てきた。
外務省との話し合いで、国連の機密資料であるので、まず、外務委員長室で、理事懇を開き、それを秘密会にして、そこに資料を提出する。資料は、各理事限りとして、外務委員長室から外には持ち出さない、ということで合意した。
それでは理事懇を開こうとしたところ、民主党から、民主党の国対が理事懇はだめであるという方針なので、出席できない、と。
そんなアホな、これ日程協議とは何の関係もないんだよと言ってみても、日程と関係なくても理事懇はだめというのが民主党の国対の方針だからゴメン。
外務省を叱咤激励し、調査資料を出させたとたんにこれでは、そりゃ、外務省のやる気もなくなる。
前回の理事懇では、ガザの問題について、外務委員会として声明を出したいとドラフトした草案を理事に諮った。
民主党では、その理事懇ですら、本当はだめだったらしい。
そりゃ、別問題にしてもらわないと。
委員長として手紙を出したり(その当時のバイデン米国上院外交委員長宛の沖縄で墜落したセスナ機に関する米軍と米大使館対応についてクレームする手紙は外務委員長としての手紙だった)、声明を出すのは、どうぞと各理事に了承してもらっているのだが、なんとかガザに関しては、外務委員会として声明を出したいと文案調整を試みた。結果として、全会派が納得するものにならなかったので、外務委員長声明ということになったが、急転直下情勢が変わり、声明もタイミングを逃してしまった。
次からもう少し速やかに対応したいと思っていた矢先に、理事懇はだめよでは...。