未曾有の危機

2009.01.22

近頃の新年の挨拶で、「ミゾウノキキ」や「ミゾーウノキキ」と発音する人が多いが、やっぱり「ミゾーノキキ」なのではないのか。
もう一つ気になるのが、「私では役不足ですが」という方が多いこと。正しくは、「私には役不足ですが」。ただ、「役不足」というのは、俺はこんな役では不満だ(大臣ならやるけれど副大臣では役不足だ)という意味で、こんな大役に私では不足ですが、という謙遜ではない。

最近、やはり気になるのが、消費税云々を法律の付則に書き込むかどうかという自民党内の議論。法律の「付則」に何を書くかで、大騒ぎになっている。
神奈川新聞をはじめとして、で、河野さんはどっち派ときかれるので、正直、全く興味ないよ、と答える。

まず、僕は年金を消費税でやろうという主張なので、年金制度改革もやらずに消費税をどうこうするという議論自体がナンセンスだと思っている(河野総理になったら、その瞬間に、今の議論は白紙になる!)。

現在の経済状況は、かなり危機的で、3月末にかけて、製造業の大型倒産が出かねない。売り上げが激減し、営業利益レベルで赤字になり、出血している企業に金融機関が貸し出しを止めたら、そのまま倒れる。前期一兆円規模の売り上げの企業だって今の状況ではあぶないところも出てくる。部品メーカーは、その前に苦しくなってくるだろう。それにどう対応するかというのがまず喫緊の課題のはずで、2011年に何をどうするかは、これを切り抜けてからの話のはず。2011年の話に血道を上げているのは、極楽とんぼだ。

それに2011年に自民党が与党でいるのだろうか。結構、楽天的というか脳天気な人が多い。

第三次補正は避けられないはずだ。固定費を削減するために、エクイティマネーを入れて、人の整理をさせなければならない企業が出てくるだろうし、公費をつけてでも雇用を確保してもらうことをやらなければならない。新卒やロストジェネレーションを労働市場にきちんと残していかなければならない。

電気自動車などの購入に公費支援をつけるなどの需要喚起も必要だろうし、住宅の購入やリフォームのためには贈与税を一時停止するなどして金融資産を内需に向けるようなこともやらねばならないだろう。

来年度予算と今年度の補正予算を並行審議できないなどと野党は言っているが、年度末に向けて、手をうつ必要がある。来年度予算の審議中だから今年度の話は審議しないなどといっているうちに、大型倒産が始まったらどうするつもりなのか。
与野党関係なく、この未曾有の危機に対応しなければならない。
楽天的に振る舞うのはよいかもしれないが、脳天気ではだめだ。

最近、民主党の山岡国対委員長がオフレコ懇談で、第二次補正の衆議院採決で河野太郎も造反することになっていたなどと言っているらしい。いろんな記者から問い合わせが来る。(オフレコ懇談の話なのに!)
真っ赤な嘘だ。もし、本当に、こんなことをいっていたのなら、それは嘘つき野郎だ。

でも、オフレコ懇談での話ですがと前置きして取材があるって、一体全体、オフレコ懇談て、何だ?



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