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あっちこっちへ
2008.07.17
日曜日。
昼過ぎに北海道へ。
あれやこれやあって、最後は月曜日の夜に室蘭で山本まさのり道議の「盛夏のつどい」で講演。
羽田行き最終便で帰京。
火曜日。
三時から食品安全に関するシンポジウムでパネリストを務める。
食品安全委員会のリスク評価機関としての権威をいかに保っていくか、自説を述べる。
せっかくのBSE全頭検査の廃止のチャンスを自治体の優柔不断とリスクコミュニケーションの不足、政治家の発言不足で棒に振ってしまった。
食品安全委員会を消費者庁に統合するという暴論に反対という立場を強調した。
夜六時半から、法政大学大学院で「政治権力論」の最後の授業と学生アンケート。
毎年のことだが、こちらが勉強させてもらった。
最後のレポートが楽しみだ。
夏の飲み会を約束して、最後の授業を終える。
夜8時半からカタログハウスにて、六ヶ所村での再処理の是非について推進派と反対派の討論会。
カタログハウスの秋・冬号に討論の内容が掲載される。
高速増殖炉のめどが立たないのに再処理は必要ないと力説する。
相手側も非常に論理的に意見を述べられ、あっという間の三時間。夜中過ぎに帰宅。
推進派の京都大学の山名先生が、終了後に、「正直に一言言っていいですか、河野さんて、とってもまともな人ですね。」!!
自民党内での、ウランとプルトニウムの違いもわからずにただただ推進を力説する人や、強引に決めたことを金科玉条のごとく振り回し合理的、論理的な議論を封殺して他人をおちょくるだけの加納参議院議員などと違って、山名さんとの議論は建設的だ。
たぶん、こういう議論を学者としてもっとしたいと思っていらっしゃるのではないだろうか。
坂本さんとSugizoさんの「Rokkasho」は、それまであまり取り上げられなかった再処理について、大勢の人を振り向かせたという功績はとてつもなく大きい。
彼らの勇気に改めて感謝。
水曜日。
朝、クラーク記念国際高校の厚木キャンパスで、厚木キャンパスの全校生徒を前に講演。
高校生相手ということでちよっと緊張。が、楽しく一時間の講演と質疑応答。消費税についての質問が出るかと思えば、アメリカ人の女の子からは、何で日本人の男の子はシャイなのという質問まで、いろんな質問が出ました。
夜は、若手の小学校教諭と意見交換会。
文部省の予算について、政策の棚卸しにつながる現場の声を聞かして頂きました。
木曜日。
ベルマーレの真壁社長と一緒に、退任された川淵キャプテンにご挨拶。ベルマーレの存続に関して、大変にお世話になりました。本当にありがとうございました。