味噌その他
2008.07.12
木曜日。
午後一時半と七時に後期高齢者医療制度の説明会。
金曜日。
平塚の梅屋の六階イベントホールで開催中のキャピック展へ。
刑務所の作業で作られたいろいろな製品の展示即売会。
刑務所での作業量を確保するために、刑務所製品をしっかりと販売するのは大事なことだ。
2002年に法務省の副大臣を務めたときに、刑務所製品の売り上げに貢献しようと、地元で刑務所製品展示即売会をやってもらい、かなりの売り上げになった。
そのときに梅屋の濱田社長から梅屋でも展示即売会をというお話をいただき、実現の運びとなった。
事務所のスタッフから、お味噌買ってきてねとの声で送り出されるが、限定百個の市原刑務所製の味噌は、初日の木曜日にすでに売り切れ。
追加は入らないのと尋ねると、なにぶん、最近は受刑者が多いもので。
もともと市原刑務所の味噌は、全国各地の受刑者のためにつくりはじめたもので、必要量だけ作っていたので添加物もなく保存料も使われていない。そして味がよい。
ということで大人気なのだが、受刑者が増えると刑務所の中での味噌の使用量も増え、展示即売会に回す分量は減る。
味噌に次いでおすすめは、靴。
今回も神戸の刑務所の革靴一足5000円台を二足買う。
軽くてぴったりフィットするので本当に履きやすい。以前、網走刑務所へ行ったときは三足買った。
子供向け刑務官のユニフォームと函館刑務所製「獄」の字入り前掛け(創業何年というのも入っている。創業というのもちょっと変だが)も人気商品だ。
さらに今回は、展示スペースが大きいので、家具をたくさん出展している。
木製の家具は、景気が比較的長い受刑者の中から人を選び、積み木を磨くなどの作業をさせて適性をみて担当を決める。
非常に細工もしっかりしているし、レベルも高い。それが格安の値段で販売されている。
おすすめです。
また受注生産で御神輿もあり、これも価格は非常に安い。
梅屋での展示会は、14日(月)まで。
夜の便で伊丹に飛び、夜遅く有馬温泉へ。
土曜日。
有馬グランドホテルで開催中の腎移植・血液外科学会で、臓器移植法に関する約五十分の特別講演。
関係者から、これまで臓器移植法の改正に反対していた小児科学会がようやく正常化するということを聞く。
少数の特別なイデオロギーを持っていた人たちが多数の考えに反しておかしなメッセージを発信していた状況があるべき姿に戻るだろう。
十一時四十分に質疑終了と同時に伊丹空港に向かい、一時発の飛行機で羽田へ。
そのまま午後はテレビの二時間番組の収録。