橋の設計変更

2007.10.05

ベトナムのODA橋の事故、続報。

ベトナム青年連合会の機関紙タインニエン紙によると、今回の橋の事業に加わっている日本工営の技師が、6月27日に橋脚13、14、15の間の橋桁の安全係数が低すぎるため、設計のやり直しが必要だと上司に報告を出している。
要求されている安全係数1.25に対して、設計によると係数が1.15であったり、風力に対する安全係数が要求の1.5-2.5に対して、0.5しかないことが判明し、設計のやり直しを求めた。
それに基づき7月26日に設計変更が行われた図面が提出された。
ベトナム運輸省のスポークスマンは「それでも事故が起きた」と述べている。

この出来事は、日本のNGOでも入手している情報だが、外務省からのブリーフィングには含まれていない。

ODAを担当する小野寺外務副大臣がベトナムに行くべきだが、衆議院の予算委員会が開催されるので、木村副大臣がベトナム入りすることになった。
もちろん予算委員会は大事であるが、だいたい副大臣は横に陪席しているだけである。外務大臣が答弁席にいるのに、担当の副大臣が予算委員会に「座っていなければならないから」現地にも行かれないというのはおかしい。



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