臨時国会始まる

2007.08.08

八月七日。
臨時国会召集。

朝八時、政務調査会の全体会議。
シーリングについて。
地方への税源委譲と無駄遣いの削減を徹底的にやらねばならんと訴える。
これまでのように役所から出たペーパーを部会長が読み上げるようなことはすべきではない。役所を向くのか、国民を向くのか。
しかし、こんな時にもわかってねえ奴らがいることにため息が出る。

九時、厚生労働部会。
だから社会保険庁改革のときに、保険料を事務費に流用するならば、その対象を別表にきちんと明記しろとあれだけ主張したではないか。
野党の流用禁止法案が良いとは思わないが、今のままだとレガシーシステムの更新にまで保険料を使うと言っている。そんな馬鹿なことは認められないから、こちらが何もなければ、野党案に賛成せざるを得ない。
どーするんだ。
これまで年金やっていた人には舞台から降りてもらうしかない。この期に及んでなにごちょごちょ言っているんだ。

十時、内閣官房、外務省、防衛省レク。

十一時、社会保険庁が保険料でやりたい事務費の一覧表を持ってくる。ダミダコリャ。

午後一時、本会議。

一時半、党改革推進本部。
今の収支報告の項目だと、車検や交通費などが何処にはいるのかがそれぞれの議員事務所によって解釈がバラバラになる。
項目の整理をきちんとすること。
一円以上はうんぬんと言っている議員がまだいるが、野党がそういう案を出してきたら、それに反対するのか。
今さら一円以上はどうのこうのと言っても、それはもう意味がない。
香典で領収書がもらえるのかなどと馬鹿な発言もあったが、今だって、香典は政治団体では出せない。

三時、杉浦前法務大臣から、登記オンラインに問題あり、なんとかせよとのご命令。前副大臣としては、ははっ、とお受けするしかなく、臼井司法制度調査会長のご了解の下、登記オンラインプロジェクトチームを立ち上げる(杉浦座長、河野事務局長)。

三時二十分、亀井善太郎代議士と年金税方式の勉強会を立ち上げることにする。

三時半、オピニオン誌への投稿に関して、打ち合わせ。

四時二十分、新しいインターンの面接。米印原子力協定を担当してもらう。

四時四十五分、Paul Midford氏のインタビュー。

夜、突然ニュースが...。

八月八日。
吉野正芳代議士の誕生日、かつ二年前の郵政解散の日(と吉野さんが言っていた)。

登記オンラインPTの準備。かつてお世話になった某課付きがまだ法務省に残っていた。資料のお願いをする。

正午、環境部拡大役員会。
この期に及んで、まだ、京都議定書の目標が達成できるかもしれないようなことを環境省が言う。
このままではノモンハンかインパールになる。
今のままではどうやってもできないということをきちんと認め、さあどうするという議論を始めなければ。

二時、参院選挙総括委員会のブロック別懇談会。
幹事長以下、選挙の責任者がひな壇に座っている。
選挙の責任者が総括できるのか?
時間を無駄にしたくなかったので、途中退席。

三時、行革推進本部。独立行政法人の見直しについて。
内閣府の林芳正副大臣が、おかげさまで首の皮一枚で、戻ってきましたと挨拶。誰かが、厚い首の皮だな。爆笑。

で、役所からの説明を聞くと、だめだこりゃ。まったく認識がずれている。
ひな壇と言い合いになり、退席しようとすると、参議院に復活したばかりの衛藤さんに、河野さんちょっとそこに座っていてと呼び止められる。
衛藤さんも、認識がずれているんじゃないか、と。さすがに感情がこもっていた。

四時、文部科学省から大学の助成金に関するレク。

五時半、財務省からシーリングのレク。



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