国籍問題

2007.07.04

とある部屋の中。テレビの前。大人が子供に今日はもうテレビを見てはいけないと言い聞かせている。テレビのニュースがグラスゴー空港のテロ事件に変わる。
子供  ほらあ、ぱぱがしまじろうみせてくれないから、てろになっちゃったじゃないか。
大人  パパのせいじゃないだろ。
子供  ぱぱがわるいんだよ。きょう、しまじろうみせてくれなかったら、ぼくもうこのうちにうまれてきてあげないから。
大人  おまえ、もう生まれてきてるじゃないか。
子供  ぼく、かぶとむしになっちゃうからね。
大人おろおろする。

朝、国籍PT。
催告までの手続きとそれに要する予算、人員が法務省から報告。
フジモリ元大統領の国籍問題について。

皇族、大臣、国会議員などの二重国籍に関しては、きちんと議論が必要だ。
どうも法務省は、国籍とは戸籍の延長だぐらいにしか考えていなかったのだろう。新しい世の中に今の対応ではついていけないのではないか。

夜、移民問題について研究者と意見交換。

先のレバノン紛争で、カナダやオーストラリアの国籍を持つレバノン人が数百人から千人の単位で国外脱出するために、カナダとオーストラリア両政府は船の派遣などに奔走した。
本国ではカナダやオーストラリアとほとんど実質的なつながりがない人間のためにそこまでやる必要があるのかどうか議論になりつつある。

日本国籍を持つパレスチナベビーがガザにいるようだ。パレスチナは国家ではないという政府の建前で国籍を与えられた赤ちゃんを内戦のさなかに救出するために政府はどうするのだろうか。

今回の参議院選挙で、日系ブラジル人の中でも投票権を持っているものが相当数いるのではないかという議論がある。
日系人は出生届を出し、国籍を留保すると日本国籍を保持したまま、つまりフジモリ氏のようなケース、になる。日系三世、四世でも、各代で国籍留保していれば、国籍を維持し、日本のそれぞれの選挙区に規定の期間住んでいれば、投票できる。
一説によれば、三万人から五万人の日系人が選挙権を持っているのではないかという。集住が激しいので、地域によっては影響力を持つようになる可能性はある。



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