大阪出張

2007.02.18

金曜日。
朝七時半ののぞみで大阪へ。
第二回多文化共生全国フォーラム2007にパネリストとして参加する。
朝十時半にフォーラムはスタートし、まず多文化共生センター大阪による自治体多文化共生度調査と外国人従業員受け入れに関する調査の報告と質疑。
午後は自治体・地域における取り組み、企業・職場における取り組み、多文化共生の実践と研究の三分科会に分かれ二時間の議論をした後に分科会からの報告を全体会で聞いて、四時からいよいよパネルディスカッション。五時半まで。さらに六時半から懇親会と八時間に及ぶ長い一日。

外国人労働者に関する現在の研修生および日系人の受け入れはイカサマだと改めて主張し、低賃金外国人労働者が日本に多数存在するという現実を直視して国が政策を改めないと日本全体にとてつもない悪影響が出ると警告する。
さらに外国人労働者を日本が受け入れていくというコンセンサスはほぼできつつあり、定住あるいは国籍取得も可能であるという前提で受け入れるのか、ローテーション方式で受け入れるのかという議論をきちんと決着させて制度設計をするべきだと主張する。
ローテーション方式を主張する経団連と激しく対立した。
経団連は送り出し国のメリットを考えてローテーションにするべきと主張するが、それは嘘だ。ローテーションならば数年ごとに新しい人材を連れてこれるので、賃金は常に初任給にリセットされ、賃金が上昇しないからそうしたいだけであって、日本企業が現地に進出して労働者に様々な教育をしていることを考えると、必ずしもローテーションで人材を戻さなければならないということにはならない。
また、発展途上国から修士、博士といった人材を日本に連れてきてそのまま定住させればブレインドレインかもしれないが、ここで議論されているのは、今の入管法でいういわゆる単純労働者である。
また、相変わらず経団連は外国人雇用税はいやだとのたもう。
外国人を雇用することによって企業は利益を得て、地域はコストがかかるのだから、利益を得ているところがコストを一部負担するのは当然だ。税を払っても一般会計に入ってしまえば何に使われるかわからないからいやだという経団連の理屈は噴飯ものだ。外国人の集住で様々な問題を抱える地域が一般会計で何をやるかはその地域
の住民と行政で決めるべき話だ。

三角合併の話といい外国人労働者の問題といい、最近の経団連の内向きぶりは少し異常だ。外国の市場できちんと競争している企業まで、国内問題でこうしたわがままを言うのはどういうわけだろう。
大阪駅のホテル泊。

土曜日。
社団法人日本臓器移植ネットワーク西日本支部主催の第一回「臓器の提供に関する懇談会」で講演。
西日本の大学付属病院、日本救急医学会指導医指定病院、日本脳神経外科学会専門医訓練施設、救命救急センターの四類型に該当する施設から医師、看護士、薬剤師が集まり、脳死下臓器提供に関する問題点を議論する懇談会で、日本臓器移植ネットワークおよび臓器提供施設委員会からの報告に引き続いて一時間の講演と質疑応答をする。
脳死について医学界が毅然とした態度を取るように求める。さらに医学界が自己統治を前提とする機構を作り、特に移植医療に関しては、厚生労働省の官僚的な介入を受けずに医学界がきちんとコントロールする体制を作るべきだと訴える。

国会では、予算委員会の裏で各委員会は止まっている。この時間を利用して臓器移植法改正案の審議をできないものだろうか。
野党も事務所費問題や柳沢大臣の発言問題と同じぐらいの熱意で臓器移植法案の審議を求めて欲しいものだ。
柳沢大臣が爆弾発言をすると国会で集中審議になるのなら、臓器移植で大臣に爆弾発言をして頂き、一気に法案審議に入りたい。
四億円のマンションも問題かもしれないが、年間五百人が自分の腹を切って肝移植のドナーになっているほうが国家としてみれば優先順位が高い問題ではないか。フィリピンが臓器売買を認めるかというときに、日本がその問題に国会審議の時間を割かないということでよいのか。
柳沢大臣の発言も問題だが、日本人として生まれたら新生児は移植を国内で受けられないというのは命に関わる問題だ。同じぐらい国会で審議時間を取っても良いではないか。
だれかのスキャンダルだと力を入れるまぶちすみおにも臓器移植問題を考えてもらいたい!!

日曜日。起きたら雨。あーあ。
八時半、湘南ひらつかハーフマラソン大会開会式。
九時、公民館まつり。まだ準備中だ。
十時、市会議員候補者の事務所開き。
十時半、県会議員事務所で打ち合わせ。
十一時、三百二十年前茅ヶ崎にあったぼたもち茶屋碑建立祝賀会。
十二時、ベルマーレワンダーランド。
十三時、地区後援会総会。
十四時、県会議員の新春の集い。
十五時、街頭演説。
十六時半、ベルマーレ市民応援団懇親会。
十八時、箱根で行われている総会兼新年会。
以後、市長候補、県議候補、市議候補を励ます会。
昭和四十七年に金大中氏が河野謙三参議院議長に宛てた日本語の手
紙というものをある方から頂く。ものすごく達筆だ。



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