空港プロジェクト途中経過
2006.07.12
空港プロジェクト。
(外国人の入国審査待ち時間を短縮する)
羽田空港。
午前中に到着するKE6707とOZ1025の到着時間がずれて羽田の入管が混む事態が発生する。48分待ち、49分待ちが発生する。
これはなかなか対処できないので、到着がかぶるときには機内であらかじめアナウンスしてもらうことを考える。
JL8834は毎週金曜日は機材を替えているのか乗客数が他の日の倍になる。それなら人海戦術で対応するしかない。
成田空港。
6月2日のターミナル変更以後、しっちゃかめっちゃか。
第一ターミナルは一気に外国人の入国が増えた。6月19日の週は三万六千人と前年比一万二千人増。その影響は甚大で、待ち時間は長くなった。対応策を検討中。
第二ターミナルは多少問題あり。6月10日などはR側の待ち時間50分、L側の待ち時間10分。人の割り振りの変更で対応できるはず。第二ターミナルの外国人は前年比一万三千人/週の減。
関空、中部。
問題なし。ブースではじいてセカンダリ審査に回す人数が中部で月間千五百人程度に。セカンダリ審査での対応もチェックするようにする。
地方空港。
悉皆調査。待ち時間の長いのは、秋田38分、旭川34分、釧路33分、女満別33分、帯広30分、熊本30分。
これは9月以降に開始する台湾便のプレクリアランスで対応する。さらに十月以降スタートする審査応援班で空いているブースも空けるようにする。
旭川、釧路は道からの応援も入る。
外国人の入国審査を短縮するために日本人審査用ブースを減らしたため、日本人の入国審査待ち行列が長くなっています。
日本人の入国はスタンプを押すだけなので、フォークラインにするとフォークの先頭から審査台に歩く時間がもったいないということでフォークラインにしてきませんでしたが、実際に並んでみると列のスピードにかなり差があります。
で、原因を調べると再入国許可を受けた外国人が日本人と同じ列に並びますが、再入国の外国人の入国カードの記入忘れが多いのが原因のようです。
再入国用のカードを複写式にして出国の時に入国の分も記入ができるようにする、不必要な記入欄(日本の連絡先、旅券番号、外国人登録番号)を廃止するなど対応策を考えると同時に、フォークラインの導入を検討します。
ドバイ、ヒースロー、クアラルンプールなどではファーストクラスやビジネスクラスの乗客用にファストトラックの入管手続きのサービスを行っています。費用は航空会社の負担です。
日本も同様のサービスを検討すべき時にきていると思います。