まぶちすみお対河野太郎
2006.06.06
衆議院の決算委員会で馬淵澄夫対河野太郎。
結果はヒクソン・グレイシー対ペシ坊、みたいな...
副大臣が中心になって立ち上げた法務省のオンラインプロジェクト開始から二ヶ月経っていますが、実績はどうなってますか?
はい、えーっ.....................................に.....................................に...............................二、二件です。
(昨日横須賀で二件目のオンライン申請があったから二件だが、それがなければ一件だけだった!)
もちろんこっちにも言い分はある。オンラインプロジェクトのおかげでいろいろな環境整備はできたし、問題点も洗い出し、対策も打てた。しかし、現状 は、まったくインセンティブがないオンライン申請のために横須賀ならば三十分、平塚ならば一時間半市役所で待って住基カードを発行してもらうか、紙申請の ために5分で印鑑証明をもらうかという選択なのである。
しかし、登録免許税の軽減というインセンティブが始まった瞬間にこの実験をしている指定庁ではあっという間にオンライン申請が増え、それに対処することができる。他の法務局にも水平展開ができるようになった。
二ヶ月に二件じゃないかと言われればその通りだが、なんにもインセンティブがない状況で、現場は頑張っている。
が、それでもオンライン申請二件に対する言い訳にはならない。
三十分のサンドバッグ状態。
ちょっと切り返せたのは、馬淵代議士がインセンティブ又はペナルティという考え方を披露したので、国としては紙申請しかできない申請者がいる以上、 それに対応せざるを得ない。やった人にインセンティブは可能だが、やらない人にペナルティというわけにはいかない。だから彼が主張するように紙を捨てて一 気に全てオンラインというシステムをスタートさせるということはできない。予算システム上も難しい。
と、言ってみたって二ヶ月に二件だから...。
ま、馬淵さんもやさしいから...
ま、この試合98対2ってとこでしょうか。(それっていったい何の試合のスコアだ!?)
登録免許税は今のシステムだと党税調でしか変えられない。なんで政府が機動的に税制改正できないのか。今の政治システムの弊害丸出しだ(八つ当たりですが)。
うーん、まだ悪寒がする。