UAE・ヨルダン出張報告後半

2006.05.07

UAE・ヨルダン出張報告(後半)

ヨルダンのアカバで予定されていたJALNの第三回フォーラムはAIPUが一方的に会議をキャンセルし、成立しなかった。
表向きの理由はAIPUの事務総長が日程の都合で参加できないためということだが、それは二ヶ月前にわかっていたことで、ブシュクシュ事務総長の不参加は残念だが、日本側は日程変更はまったくできないので、フォーラムは予定通りということになっていたはずだった。
しかし、根っこはもっと深いところにあったようだ。
JALNは通訳なしで行うため、英語ができるメンバーに限定される。アラブ各国の長老議員の中には英語ができない者が比較的多いため、参加者は若手が中心になる。これがどうもあちこちで反発をかったようだ。
さらに前回の東京から、各国の代表が長々と演説をするスタイルを一切廃止して、セッションごとにテーマを決めてプレゼンテーションとフリーディスカッショ ンというスタイルをとり、さらに小さなグループに分かれてのディスカッションというスタイルに切り替えたため、さらにAIPU事務局を含め旧世代がおもし ろくなくなった。そして、アラブの会議につきものの一方的にイスラエルを非難する声明をJALNとしては出さないことにしたこともAI`U事務局を怒らせ ることになった。
また、各国の議員に加えて、若手の大臣や王族を加えることにも主導権を失うことに敏感なAIPUが反発した。
ということで、JALNのあり方も変えていかなければならなくなった。
サウジアラビア、クウェート、バーレーン、イエメン等々のメンバーは、それでもヨルダンに来訪する予定だったが、フォーラムの中止を受けて、ヨルダン側が 日本-ヨルダンの二カ国のプログラムにすばやく変更したために、その他の国からの参加が難しくなり、アンマン到着直後にその他の国に中止の連絡を入れる。

5月2日
アンマンに到着し、JALNの第一回目からのメンバーであるアカバ選出の下院議員アルバドリ博士と駐ヨルダン日本大使の出迎えを頂く。
ケンピンスキーホテルにチェックイン。
柴山、鈴木、伊藤の三代議士と合流。
アンマン城はじめ市内を見学。ホテルで夕食。

5月3日
09:00 アブドゥラー・アルハティブ外相と会談。外相はSAIS出身で、おなじくSAISの信田教授が喜んでいた。
10:30 王宮へ。アラブスタイルの格好で参内する。
11:00 アブドゥラー国王に拝謁 国王からヨルダンの直面する中東の状況を詳しくご説明頂く。
新しいJALNのメンバーとしての名誉職をお願いする。国王の信頼が厚い友人のバセム・アワダラーが国王の補佐役に任命され、同席。ちなみに国王もジョージタウンだ。
12:00 テレビの取材。
16:000 スヘイル・アルアリ計画大臣と会談。彼女も僕やバセム・アワダラーがジョージタウンの学部にいたときに、大学院に在学中だった。やっぱりSAISよりジョージタウンでしょ。
17:30 アブドルハディ・アルマジャリ下院議長と会談。小林温経産政務官が合流。

アンマンの町中の評判のアラブ料理の店に信田教授のかつての学生等も誘って非公式の夕食に出かける。
隣のテーブルでは何やら大きなディナーが、と思ったら、なんと偶然にも杉浦法務大臣がヨルダンの法務大臣と食事をしていた。この広い世界の中で法務大臣と副大臣がアンマンのレストランで隣のテーブルで食事をする確率はいったいどれぐらいだろうか。
ちなみに大臣のテーブルは公式な晩餐会なのでアルコールは一切無し。大臣の焼酎をこちらのテーブルで頂く。

5月4日
朝九時にホテル発。死海へ。みんなで死海にプカプカと浮く。
17:00 バセム・アワダラーに会う。国王との会談では発言は団長に限られていたため、他のメンバーが自由に意見交換できる機会ができてよかった。
夜はナイフ・アルファイェズ下院副議長主催の晩餐会。公式行事だがアルコールあり。アルハティブ外相、アルアリ計画相も同席。副議長はサウジアラビアの国王の義弟だし、出席した議員の中にはザルカウィの従兄弟もいて、テーブルのあちこちで盛り上がる。

5月5日
アルバドリ博士はアカバ出身だし、国王はアカバの開発に力を入れているということでアカバへとにかく行ってくれという要望がヨルダン側に強い。それではということでペトラを見物し、アカバに向かうがホテルが取れない。
16:00 アカバ開発公社視察。
で、ワディラムの砂漠のなかのテント泊。砂漠はすばらしかった。

5月6日
アカバ発アンマン経由ドバイへ。
ドバイでシャルジャ首長国のスルタン・ビン・サウド・アルカシミ王子と会談。

5月7日
ドバイから関空経由羽田。



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