2003年6月25日号

2003.06.25

総裁選挙の話が国会内でいろいろとささやかれる。
小泉支持派も抵抗勢力も、最近盛んに言い出しているのが、総裁選挙の前倒しだ。8月に総裁選挙をやって、(内閣改造もやって)、10月に解散総選挙だというシナリオ。ダブル選挙は無いというのがその根拠だ。
橋本派の反抗勢力(下地とか大村とか)ではない若手議員も、ワタナベヨシミなら改革が進むから、総裁選挙の候補者に良いのではないかなどと言う。橋本派内でも、時計の針を戻してどうするという声があるようだ。
どちらかというと私はさっさと若手の候補者を決めて、政策を打ち出して、世の中に訴えようというほうだが(お前の言うのは塩崎だろ、と言われるが)、時期を待つべきだという若手も多い。早く仕掛けると、上に潰されるから、というのが理由だ。
下地代議士が橋本派を除名されれば、それを機に動けるではないかと思うが、なかなか除名にならない。それを待っているうちに、こっちが自民党を除名になったりして!?

イラク新法の議論が始まるが、全然この法案に関しては、納得するところまで至っていない。
民主党との交渉ののりしろは、国会の事前承認だということは、自民党内での議論の時から言われていたことで、結局、民主党は出来レースに乗っかっているだけか。
小泉総理の説明も、もう少し丁寧にやった方が良いのではないかと思う。日米関係も良いが、中東はどうするおつもりなのか。
カンボジアのPKO以来積み上げてきた実績を一気にご破算にすることだけは避けなければ。



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