2002年6月25日号

2002.06.25

首相官邸にて政務官会議。
今日の食事は、一言で言えば、ぶり大根。なのだが、なぜかぶりと大根がちんまりとフランス料理風のプレートに載り、ナイフとフォークがついている。おしゃれなのかもしれないが、ぶりをナイフとフォークで食べるのは初めてだ。
C型肝炎に付随する社会的な問題を政務官会議で取り上げて、機動的に動けるようにしたいと提案。一般的な治療等の問題は、別として、肝炎ウイルスのキャリアだからという理由で、採用、住宅ローン、住宅への入居などが拒否されるということが生じている。こうした問題を横断的に取り上げていく場として、政務官会議を利用したい。もちろんウィルス肝炎研究会でも取り上げる。
こうした問題に直面している方がいらっしゃれば、メールでご連絡ください。ただ、個別案件の救済にすぐつながるとは限りません。

おっ、給料が増えてる!?
入院中の四月からの分の給与明細が届いた。入院前と比べ、支給額が多い。秘書官室に尋ねると、四月から、国会議員の歳費が一割カットされたから、という返事だ??
政務官は、もともと、国会議員としての歳費をもらっているため、政務官としての給与は、歳費との差額だけしか支給されない。現在、政務官の給与は、国会議員の歳費と全く同額になっているので、政務官としての給与は支払われない(国家公務員と同様の手当等は支給されるが、秘書官室にプールされ、例えば会合のときの食事代などの支払いに当てられる)。
さて、四月から国会議員の歳費が一割カットになった。そのため、一割カットされた国会議員の歳費と政務官給与の差額が、政務官に四月から支払われることになった。そのため、政務官の手取りが増えた。
それを聞いて、おい、それはやばいじゃないか、と一瞬、青くなっていると、秘書官室の親分が、大丈夫です、法律上そうなってしまうので、こっちで別に伝票切って、その分と同額を政務官から国庫に寄付という形で返納していますから。なあんだ、とほっとしたような、残念なような。
ところで、この給与明細を良く見ると、標準報酬(短期)39級と書いてある。標準報酬の短期って、なんか、お前の任期は長くないぞと言われているような。たしかに僕の前任者たちは任期三ヶ月と九ヶ月だったが。
標準報酬(短期)とは、健康保険の掛け金を計算するための報酬額を表す言葉だそうだ。ちなみに政務官になると、保険は共済、年金は国民年金になる。



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