2001年10月12日号
2001.10.12
経済産業省から競輪に関するレクを受ける。
競輪場のなかでも平塚競輪は収益率が極めて高く、将来性も評価されている。競輪に関して議論が行われている審議会でも平塚競輪がモデルケースの一つになっている。
その一方で、高松宮記念杯を開催する大津と競輪祭を開催する北九州の競輪は赤字!
競輪にはグランプリとG1が十二あって、各地が持ち回りで開催する。
G1の売上はたしかにすごくて、平塚でオールスター(だったっけ?)を開催したときは、年間の売上が倍近くなっている(そのレースのおかげで)。で、グランプリとG1をその年に開催できない残りの三十八の競輪場は、一開催ずつ記念レースを開催する(という認識であってますよね?)。
ところが琵琶湖の大津は高松宮がお参りに行く神社があり、それを記念して高松宮記念杯というG1を毎年開催し、競輪発祥の地である小倉(北九州)では毎年1月に競輪祭が行われる。
ところが、この大津と北九州は、毎年G1開催が約束されているにもかかわらず、赤字! やはり、何事も競争にさらされないと、効率は良くならないのだろうか。
で、競輪事業の収益をよくするために、まず売上が減っても増え続ける開催経費の圧縮を図り、さらに、競輪事業の売り上げから支払われている交付金を見直そうではないか、という流れになっている。ちなみにこれは自転車競技法という法律。
同じ平塚競輪場を使っていても、平塚市の開催とその他の都市の開催では、収益に大きな差があり、特に収益率が一割を超える平塚市の開催収益は、群を抜く営業力の強さに支えられている。
外務委員会。十二時から、たった五分の開催。新委員長の挨拶。それから国政調査の件で全員一致の採決。毎国会の最初の委員会で、国勢調査じゃなかった国政の調査に関する件という採決をしなければならない。要するに、一般質問をやるよということを議長に申し入れるということ。そんなの当たり前のことなんだから、いちいち、そのために五分だけ集まって、意味無い。新委員長に、今後十年間の国政に関する調査に関して、採決を一括してやったらどうだという声もあったが、って僕が言っただけだけど、律儀に採決をして、五分間の委員会終了。
ダッシュで出て、ユニセフ議連の昼食会に。ユニセフのアフガニスタン特別代表のナイジェル・フィッシャー氏を囲んで。
あと六から七週間でアフガニスタンに冬が来る。それまでに子供達に毛布、衣類、テント、食糧、ワクチンを届けなければならない、と。約四十億円の緊急アピールをユニセフが出している。
先週の金曜日に、アメリカの国連大使から、アフガニスタン内のユニセフの国際スタッフは注意するようにとのメッセージが届いたそうだ。それで、これは四十八時間以内に爆撃が始まるに違いないと、それなりの対応をとったそうだ。
地上をトラックなどを使って物資輸送していくため、アメリカ軍に、明日、この地域に行っても大丈夫だろうかと尋ねて、やめろと言われなければ、大丈夫だと輸送に行くそうだ。
援助に関して、日本は、財政貢献は非常にしているが、人の貢献という観点からはどうだろうか。