2001年2月6日号

2001.02.06

厚生労働部会。法律三本。
国民年金の年金額の物価スライドを実施するとマイナス1%の改定になるため、それをしない特例法。ただし、これで平成13年度に給付費と国庫補助ベースで3860億円の財政影響。
遺族年金の額を恩給の改善にあわせて引き上げる改正案と平成五年四月一日以後戦傷病者の妻になった者に特別給金国債を支給する改正案。
時短促進法を五年間延長する改正案。年間総労働時間が1958時間から1848時間に短縮されたものの、目標の1800時間に未達のため。役所からは、需要喚起につながるとの説明があったが、定量的な説明がないため、おかしいのではないかとの声あり。定量化をすることに。

環境部会の小委員会。
PCBの処理に関する法律案。PCBの処理が急務であることは間違いないが、それを環境事業団に行わせることにより、この事業団の延命をはかっているふしがある。PCBの処理が緊急であることから、とりあえず、環境事業団に行わせるが、事業内容の見直しをぎりぎりとやることに。
環境事業団は、松本空港の緑地に、二万人収容のサッカー場をつくったり、融資のこげつきがあったり、やっている事業も本当に必要なのか疑わしい。
PCB処理事業を引き受けるからということで、事業を廃止したりしているが、もともといらないものではないのか。環境部会で事業団の内容の見直しをと主張したが、行革本部から、部会での特殊法人の見直しは禁止との通達が。ぶぜんとしていると、事務局が、部会が自分で特殊法人を廃止するなんて、他にはないですよ。みんな、必死で守ろうとするのだから、とほめているのか、あきれているのか。とりあえず、一人でやって部会長に報告し、必要ならば、行革本部に上申することにする。

レバノンのハリーリ首相歓迎レセプション。同行の貿易担当大臣は36歳。うーん。
今回の訪日で、レバノンにオペラハウスをつくりたいという要望が寄せられているらしい。文化交流って、箱ものなのか。それだけの金を使うならば、航空会社に補助を出して、日本と中近東に直行便を飛ばして、需要をつくるなり、留学生の受け入れをやるなりということの方が良いと思う。

青年局人事が進まない。組織本部の委員長は、次長の兼務ができないということで、人事がとん挫しているらしい。僕も生活安全関係団体委員会委員長のため、青年局はクビかなあ。



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