2000年10月25日号

2000.10.25

久しぶりの党首討論。どっちらけ。
今日、北朝鮮関係で一番重要なのは、米朝のミサイル合意の中身!ミサイルがテポドンだけなのか、ノドン、スカッドまで含むのか、衛星の打ち上げ代行の費用負担はどうなるのか。今、日本の安全保障で、明確に脅威になっているのは北朝鮮のミサイルであり、その脅威が大きく減少するかもしれないミサイル合意が米朝間で、できたのにもかかわらず、党首討論で、何もそれに触れないのはいったいなんだ。
鳩山さんのスタイルは、いわば、森さんに向かって、アンタは外交おんちだと言っているだけ。森さんが、俺は外交おんちではない、と返すと、また、アンタは外交おんちだ、といっているだけのようなもの。たんたんと論理的に詰めれば、聞いているほうは、ああ、この人は外交おんちだと思うだろうに(あくまで例で、森さんが外交おんちだというのではない)。
共産党も似たようなもの。途中であきれて退出。
誰が何を言ったのか、詮索するのもいいが、北朝鮮のミサイルは確実に大量殺戮兵器であり、この対策のほうがとても重要だ。

ユールヨーゲンセンEU大使公邸で、夕食会。夕食の席上、ユーロに関する激論に。自分はレフェリーといっていた大使が自らユーロ擁護に回る。
EUは、PKO/PKFのためのEU軍を創ろうとしている。そして、EUは、日本にも平和維持活動に一緒に参加してほしいと熱望している。
九条改正がタブー視されなくなった日本の現状を喜ぶ欧州委員会メンバーは多い。

商工委員会。理事の差し替え。所要三分。そんなの理事会でやれよ。法案のつるしが降りず、法案の趣旨説明もなし。本当に、ばっかみたい。

党改革委員会。村上誠一郎代議士が、党内に総合戦略局をつくり、中長期の政策と選挙対策をやるべしと提案。反対はしないが、もっと体質改善にやるべきことは多い。

外交部会。国際協力銀行が、ODAに関してかねてから、外務省を無視し、独走しているのが問題になっていた。駐北京大使から、あまりに国際協力銀行のやり方がひどいとクレーム。総裁を招いてのヒアリング。大蔵省天下りの総裁は、いきなり何を勘違いしたのか、先日の北京の式典で、自分がリムジンに乗っておきながら、国会議員をマイクロバスに乗せたのは失礼だったので謝る、と。それを聞いて、鈴木宗男、松岡利勝両代議士が、そんなことを問題にしているんじゃないとぶちきれた。
鈴木代議士が、対中ODA二十周年を記念して中国が作ったパンフレットを持ってくる。国際協力銀行総裁が、中国要人と会談しているシーンがデーんと何枚か出ていて、小渕総理の写真が申し訳程度に載っている。ODAを始めた大平総理は影も形もない。写真は銀行が持っていったものらしい。
外国の政府首脳を銀行の総裁室に呼びつけるのではなく、総裁から出かけていくべきではないかと質問されると、国家元首を呼んだのは二人だけだ、と。
途上国の外相、蔵相は呼びつけても数に入らないらしい。
何で予算の説明に来ないのかと聞かれ、自分は国会になれていないから、と。
総裁、元は大蔵省の主計官なのに。
現地の大使館との連絡はどうなのか、と聞かれ、もしかすると当方に落ち度があった可能性が高いのは否定できないかもしれない場合もありうる。松岡さんが、かえるの面に小便、ということばを知っているかと嫌味。

厚生省の社会保障に関する有識者会議のまとめの報告。無理して、年金の保険料方式を維持しようとしている。

NLPについて外務省と協議。今年は、空母の飛行甲板の整備が二回あったのと硫黄島の天候不良のせいで、硫黄島の割合が低くなった。短期的には、次回のNLPをきちんと硫黄島でやるための環境作り。長期的にはメガフロートへの移転とグァム島への移転の両にらみの可能性を探る。三宅島移転は現状では無理だ。



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