2000年5月15日号

2000.05.15

自民党の自然エネルギー促進議連にエネ庁をよんで意見を聞くと、エネ庁は、提案された法案にぶつくさ文句。で、結局、通産省が、こうやりたいといって持ってきたのは、なんと太郎塾が最初に提案したRPS方式。つまり、電力会社に発電量の一定の割合を自然エネルギーで発電させることを義務づける案。
やっぱり通産省がグリーン料金などで東京電力が独走しないように押さえたようだ。
自民党内にも、なにをいまさら原発の立地促進なんだ、という声が、あがっている。通産省の新エネに対する姿勢がおかしいというのは、自民党内でもかなりの数になっている。
通産省は、懲りずに、新エネの開発費をけずって、原発の立地により税金をまわすことをたくらんでいるらしい。
ちなみに議連の法案については、太郎塾のホームページでどうぞ。
外務委員会で米軍の海兵隊が沖縄で使っているヘリCH?46の後継機に関する質問。いまのヘリは、もう導入以来30年が経過し、いつまでもこの機種を使い続けることはできない。後継機のオスプレイは、現在のヘリに比べ、騒音は静かであると政府は断言。米国内で墜落事故があったが、安全性に問題はなし、という答弁。オスプレイの導入に、騒音と安全性の問題があるからと、頭からノーという根拠はなくなった。あとは、戦略的、軍事的な議論をするのみ。政府は、腰を引かないで、きちんと議論すべきだ。
外務大臣が参議院本会議に出席をするので、途中、委員会を退席。なぜか、その外務大臣がいない時間帯に私の質問時間が知らずにずらされる。
私の質問時間(たった十分間だけ)の間に、大臣戻ってきていたらしいが、隣の部屋で待っていて、河野太郎の質問が終わってから入ってくる。
いるとまたつっこまれるからいやがったのか。
土曜日に、中国の唐外相が箱根に来て植樹。北京に行ったときに、中国外務省で夕食をごちそうになったお礼を申し上げる。駐日中国大使に、日本の国会議員で英語を話すのは何人いるのかとたずねられる。
サウジアラビアが日本に競走馬を輸出したいらしい。クルディ大使がアラブの馬をテーマにした漫画をせっせと配っている。そんなことをするよりも、ドバイのG1レースをサウジの馬が勝てば、黙っていても、日本に売れるという人もいるが。



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