2000年3月16日号

2000.03.17

今日の本会議、12時半から二時間。
委員会から上程された法案の採決が終わると、野党が要求した内閣提出法案の趣旨説明。
ところが、趣旨説明が始まると、ぞろぞろとみんな議員食堂へ。
頭に来たのは、民主党の菅さんまでが食事をしに退場する。
おい、おい、なんのために野党はこの法案の趣旨説明を要求したのか。
趣旨説明聞くつもりが無いなら、最初から要求するなよ。
国会に提出された法案は、それぞれ関連する委員会に付託されるが、付託には議運で全会一致で付託を決めなければならないという前例があり、どう考えても外務委員会以外には付託されない条約なども、しばしば保留される。
中には、本会議で趣旨説明やらなければ、委員会に付託しないというものもあり、今日の本会議などは、そのために開かれる。
それを要求した野党の幹部がそれを聞かずに飯食っているのは、たてまえからいっても、本音でもおかしい。いいかげんにしろ。
ちなみに諸外国では、本会議中も委員会を開くのが当たり前という議会が多く、日本のように本会議中は委員会を開けないというのは、野党の審議遅延戦術の影響か。
だから時間がかかるわりに、なにごとも議論されない。
形式民主主義とでもいうか。
結構メディアもこの形式民主主義の罠に陥って、議員の質問回数とか、委員会出席率とかを調べて表にして喜んでいる。
もちろん質問回数や委員会出席も大切なことだが、今の国会運営では、人数の少ない社民党の代議士が、各委員会一人あるいは二人づつしかいないため、一番質問回数が多くなるのは当たり前だし、今の委員会の出欠は、来て一分座ればそれで出席。
本当に大事なことは、委員会や本会議以外のところで決まっている現状を変えずして、中身の審議よりも審議時間のみを重視するいまの議会運営を変えずして、こんな統計とってなんになるのか。
むしろマスコミは、そうした現実を赤裸々に報道すべきだ。
結局、記者クラブに名を借りたなれ合い体質じゃないか。
循環社会法、政策責任者による最終調整へ。
プロジェクトチームでは、選挙区事情という壁を超えられない。
第三者機関に代わるものをどうするか、という提案をここで公明党にぶつける。
それでだめならば、この法案はおしまい。
どうもNGOの中には100点でなければ0点、という思想のものがあり、完璧な循環社会法でなければ提出するなという声もある。
その発想のために環境アセス法がどのぐらい遅れたことか。
この循環社会法(環境庁案)は、たしかに60点かもしれないが、無いよりはましだ。
残りは個別法なり、廃掃法改正ででも詰めればよい。
100点出ないものはだめだという発想では、何も進まない。
読売新聞に、法案の政府案を事前リークしたのは、K庁S課K課長だった。
太郎塾にぬれぎぬを着せるとは、まったく。
山本環境部会長が、フロン関係のNGOの件で激怒。
言いたいことを言いっぱなし、礼儀を知らない、建設的な議論のできないNGOがずいぶんとあるらしい。
部会に出席をさせるNGOは俺が認めたものだけだ、と叫んでいたが、そりゃ当たり前だ。
自民党の環境部会なんだから、出席できる者は部会長が決める。
かなり頭に来ているらしい。
GLOBEの総会が環境サミットに会わせて大津で開かれる。
しかし、海外から参加予定の各国議員の中には、旅費を日本側が払うなら行くとか言ってくるのがいて、会長の堂本参議院議員が怒っている。
アメリカからの参加はなさそうだ。



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