99年7月7日号
1999.07.07
マルチメディア懇話会の視察。
バスに乗り込むや否やベテラン議員から、デジタルって何、と質問が飛ぶ。
同行する郵政省の課長が答えに苦しんでいると、アナログって何、どこが違うの。
視察先でも、メディアは知っているけど、それにマルチが付くとどうなるの。
テレビは、メディアですか、マルチメディアですか。
視察先の担当の方、絶句。
それでも役所は、もう釈迦に説法ですが、とか、先生方のほうがお詳しいかと存じますが、とか、言いながら答える。
それは、多分、うそだ。
武見外務政務次官中国から帰国。すぐ政務次官室に伺って、いろいろと相談。
高知県で武見政務次官と橋本知事がガイドライン関連法に関するティーチインを予定しているが、外務省は、役所をあげてこれに反対。
寝た子を起こすな、ということらしいが、それのどこが総理の言う、国民と共に歩む外交なのか。
とにかく議論を避ける体質だ。
市民の納得なしで物事を進めようというのか。
総理訪中の前に、武見政務次官が訪問することにも、外務省は反対だった。
外務、郵政、自治各大臣が同行するのに、その前に政務次官が訪中して地ならしをしているように見られるのは困るらしい。
九日の外交部会流れる。国連改革法案が議題だったのに。
十四日に首相訪中の報告といっしょにやることになった。