99年5月19日号

1999.05.20

外務委員会。
中馬委員長の肝いりで、コソボ問題での集中審議(まあ、珍しい)。
質問者「空爆を日本政府はどう考えるのか」
大臣「空爆に関する評価を日本政府はしません。」
質問者「なぜ?」
大臣「評価をできるほど、この問題に関して、政府は情報をもっていませんから」
!!!!!!
おいおい外務省、なにを大臣に言わせてんだ。
商社が「うちは販売能力がありませんから」
メーカーが「うちは物づくりの能力がありませんから」
結局、外務省は批判を恐れ、アメリカに怒られるのを恐れ、逃げている。
そんな答弁をする大臣も不信任ものだけれど。
結局、集中審議も何の意味も無く、大臣の答弁がお経か子守り歌のように聞こえてしまった。
それで人一倍、人道援助なるものに金を出そうというのだから、日本外交のレベルの低さにはあきれる。
中馬委員長をはじめ、空爆反対という意見の代議士が自民党内でも多くなってきている。
似たような話では、ネスレUKが遺伝子組換え食品を扱わないと発表を出した事についてネスレ日本に問い合わせ。
広報部が、ネスレUKとは情報の交流が無いからこの件では何もわからない」と新聞記事をFAXしてきた。
こんな大事な問題で、「情報の交流が無い」と言ってのけるのは、きっと外務省からの天下りが広報部にいるのだろう。
来週、ネスレUKを自民党の議連で取り上げる方向で調整。
去年当選した民主党のK参議院議員「国会って、ものすごくおかしいと思わない」
「そう思うよ」
「そうだよな、やっぱり、そうだよね」
絶対に国会っておかしい。いまの国会はまちがっている。
塩崎恭久参議院議員に、九月の総裁選挙出馬を促す。
塩崎さんが出ないなら、谷垣、町村、麻生さんクラスを出さないと。
もうYKKの時代は過ぎた。



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