99年5月13日号

1999.05.14

石原のぶてる代議士が無派閥の会を退会。
結局、派閥に入っていないと都合が良くないのだろうか。
しかし、これだけ派閥が跋扈すると、自民党の凋落も近いという感じがひしひしとするのだが。
田村代議士が安保委で、「政府がNATOの空爆を理解するというのは支持するということか」と追求。
「空爆をせざるを得ない苦しい状況にあるということを分かっているということだ」
「では、空爆を認めるのか」
「いや、それを理解している」
外務委員会。
投資協定が二つとインマルサットに関する条約と標章に関する条約の審議(のはず)。
だれもこの四本の条約についての質問なんかしやしない。
勝手な問題についての質問に終始する。
民主党の川内代議士が質問に立つから、またドミニカか、と思っているとまたドミニカへの移民のはなし。
確かに、取り上げるべき問題の一つではあるが、条約にはお義理でふれるだけ。
結局、こんなやりかたしていたら、条約に関しては全く国会のチェックは働かない。
現下の国際情勢についても議論できないし、専門家の意見を聞くこともできない。
というわけで、再度、外務委員会改革案の取りまとめを与野党の若手委員で開始する。
大蔵委員会は提出法案全て通ったからということで、委員長から一回生の委員全員がご招待にあずかることになった。
政府提案がとおったら、委員会はそれで終わりってこと?
本会議はおわるまでちゃんと座っているようにとのお達しが国対委員長から自民党
全議員に。
中身のあることをやれば、だまっていても本会議場にみんないるって。
単なるセレモニーの場にしておいて、座っていろったって、それこそ無駄。
PRTR法案、いよいよ委員会審議だが、また一荒れきそうな雰囲気。
野党と折衝している時に、おまえなんかに質問されたらたまらんから、質問するなって。
要するに県で情報公開できるようにしろというのを通産省が嫌がっている。
何で通産省がいやがると自民党はできねえんだ。
PRTR法案に関して、例によって役所が密談し、覚え書きをつくっている。
元通産省のある議員秘書「そんなのいつもやってることで、そうじゃなければ行政なんかできない」一応議員秘書って立法府の人間じゃないのかなぁ。
一度官僚、死ぬまで官僚。
遺伝子組換えは、鈴木議連会長がPRTRの駆け引きで来週はつぶれそうだから、再来週の頭に再開。
動物の法律を考える会のシンポジウム。
パネリストがいきなり「化粧品の安全性を調べるために動物を実験に使うなんて絶対に止めるべきだ」
おい、おい。この運動は極めて現実的に、立法を目指して動いていたのに。
出席した野党議員のなかにも「100%こうあるべきという議論をしていきたい」
まあ、この人いっつもこうだから。
そんで最後はつぶしちゃうんだから。
でもこの運動は本当に議員に対するサポートがしっかりしている。
事務局のメンバーの判断も現実的だし。
ここまでサポートしてもらって、立法に結びつかなければ、自民党の小委員会は言い訳
できない。がんばろう。



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