薄氷

2025.11.18

補正予算の議論が始まっています。

かつてデフレ下で、当時の安倍首相はデフレ脱却を目指して金融緩和、積極財政、規制改革を三本の柱とするアベノミクスを打ち出しました。

しかし、今やインフレです。

アベノミクスは通じません。

まず、政府は財政をアベノミクスとコロナ禍で放漫になった財政を立て直し、プライマリーバランスを黒字化させる必要があります。

そして、政府の財政改革と平仄を合わせて日銀に政策金利の緩やかな引上げを求めていくことによって、円安を転換させ、物価を抑えていくという政策が必要になってきました。

トランプ大統領による混乱で、通貨としてのドルは弱含みですが、それでも11月14日現在、1ドル154円後半になっています。

ユーロは1ユーロ180円をうかがい、スイスフランは1スイスフラン195円寸前、1英ポンドは203円台になっています。

長期国債は30年債の利回りが3.188%、40年債で3.437%をつけています。

足元の氷がどんどん薄くなっている、そんな気がしています。

本来、保守を標榜する政党は、政府の役割を限定し小さい政府を目指すのが常ですが、日本では補正も含め予算編成になると、自民党も政府の借金はあまり気にせずに、いろんなところに予算をつけろという議論一色になります。

円が信認を失うと、一気に金利が跳ね上がり、通貨が安くなります。

しかし、そうなる直前まで、気が付きません。

リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍と膨れ上がり続けた日本の財政を一度、きちんと総点検する必要があります。



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