記者会見12月12日

2023.12.15

日曜日に表彰式を行ったe-Govデータコンテストの結果についてお知らせします。

「e-Govデータコンテスト」は、e-Govのデータポータルのオープンデータを使って、それぞれの地域が抱える課題に対して解決策を提言していただこうというものです。

今回は、高校生や大学生などを対象として募集をいたしましたが、全国から45チーム104名の皆さんに応募いただきました。

ありがとうございます。

その中から5つの受賞作品を決定いたしました。

最優秀賞には、北海道富良野市の移動弱者をテーマに、新たに未来型鉄道を導入して、住民や観光客の鉄道需要を掘り起こすという「北海道における新しい鉄道のあり方」を出していただいた武蔵野大学の濱田一輝さんに決定いたしました。

データ分析賞として、埼玉県狭山市の公共交通の改善策、兵庫県宝塚市のフレイル予防に関するデータ収集方策の提案の2つの作品、施策アイデア賞として、秋田県育ちのこども増加計画、青森県下北地域の医療アクセス改善の2作品が選考されました。

おめでとうございます。

これらは、その地域に根ざしていないと発見できない課題を捉えたものであったり、新たな分析手法やサービスを提案するものであったり、あるいは実地でデータ取得に取り組んだものもあったり、審査員の方々からは、若い方々のユニークな着想が斬新で「審査が楽しかった」という声も上がりました。

本当に応募いただいた方々ありがとうございます。

今回のコンテストに参加いただいた皆様、審査員の皆様に改めて御礼を申し上げたいと思います。

今回参加していただいた方々には、デジタル時代にリーダーシップを発揮していただける人材として、今後とも更にデータ分析技術、あるいは創造性といったものに更に磨きをかけていただきたいと思っております。

デジタル庁としても、質が高く、多様で十分な量のデータを簡単かつ安全に信頼して活用していただける環境を実現するというデータ戦略の一翼を狙う「e-Govデータポータルサービス」の改善、強化に取り組んでいきたいと思います。



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