インドIITボンベイ出張

2023.12.31

インドのムンバイにあるインド工科大学ボンベイ校(IITボンベイと略します。都市名はムンバイに変更されていますが、校名は依然としてIITボンベイのままです)で開催されるTechfestでの講演のために今年三回目のインド出張となりました。

IITボンベイは、IITの中でも一、二を争うレベルで、日本企業に就職する学生もいます。

ここの卒業生が、近年のインドのデジタル化を進めている中核メンバーとなっています。

一泊三日、インド滞在22時間の弾丸出張でした。

12月27日
11:05 羽田発 NH847

16:20 バンコク/スワンナプーム着

18:55 バンコク/スワンナプーム発 TG317

22:00 ムンバイ/チャトラパティ・シヴァージー着 The Leela Mumbai泊(空港の近くのホテルです)

12月28日
10:00 IITボンベイ Techfest視察

学生の冬休み中に、学生が企画、運営をするTechfestが開催されます。

私以外にも、インド軍の陸海空三軍の参謀長経験者やインドの宇宙プログラムのトップが学生に講演します。

10:30 IITボンベイ Techfestでの講演

IITボンベイの学生だけでなく、大学教授や研究者、Techfestの見学に来ている高校生、Techfestを訪れているイギリスの宇宙機関の関係者など多彩な監修でした。

日本のデジタル化政策の他、日本がこれから進めようとしている最先端技術についても触れました。

11:30 IITボンベイ 大学構内視察

第二次大戦後、IITボンベイは当時のソ連の支援で校舎が建てられました。

メインビルディングは、卒業生の支援で大規模な改修の最中です。

この他各地のIITはドイツやフランスなどの支援で設立されました。

大学は湖畔にあり、湖にはクロコダイルが、森にはヒョウが生息しているとのこと。

コンピュータサイエンス学部には、卒業生のスタートアップも同居していました。

13:15 学長主催昼食会

元インド海軍の参謀長やインドの宇宙プログラムのトップなど、この日に講演した方々との昼食会でした。

16:00 インド国立証券取引所(NSE)視察


上場企業関係者がならす鐘をならしました。

以前にボンベイ証券取引所を視察したことがありますが、NSEはすべてデジタルで取引され、チェンナイに大規模な緊急用のバックアップ施設があります。

サイバーセキュリティとBCPについて、視察しました。

記念品をいただきましたが、雄牛でも熊でもなく、象でした。

17:45 ムンバイ日本人会デジタル分野企業と意見交換

20:00 ムンバイ/チャトラパティ・シヴァージー発 NH830

日本発着の東南アジアやインド便は、欧米便ほど飛行時間がありません。昼間の便ならよいのですが、夜行便になると寝る時間も限られてしまいます。欧米便ならばパジャマに着替えてぐっすり眠るところ、東南アジアやインド便は着替えの時間も惜しくなります。

そのための秘策がこの写真のジャージスーツです。ジャージの生地でできたスーツですから、しわを気にすることもありません。そして、ズボンの前を折り目のようにミシンで縫ってもらってあります。これを着たままぎりぎりまで眠って、起きたらしわもなく、ズボンの折り目もピッチリです。

最悪の場合、飛行場から会合にこれで直行できます。

12月29日
07:25 成田着



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