記者会見4月4日
2023.04.07
ディディエ・レンデルス欧州委員、消費者問題担当、昨日会談し、日本とEUのそれぞれの消費者問題について意見交換を行いました。
電子商取引、グリーンへの移行、それから製品安全など、最近の消費者政策に関する共通認識、共通の関心事項について意見交換を行いました。
今後、日本とEUの間で消費者政策に関して連携を今まで以上に緊密にしていくためにも、消費者庁と欧州委員会双方の事務レベルでの定期的な協議の可能性を追求しようということになりました。
EUはこれからいろいろなことをやろうとしておりますので、そこから学ぶところも多々あると思います。
デジタル庁では、それぞれの役所の生産性、セキュリティの向上の観点から、それぞればらばらに整備運用されていた各府省のLANを、最新技術を取り入れながら、政府共通の標準的な業務環境にしていくGSS(ガバメント・ソリューション・サービス)の導入促進をしているところです。
これまで人事院、農水省、個人情報保護委員会でも導入してきました。
これをこの4月1日に発足したこども家庭庁でも、導入しました。
このシステムを入れることで、テレワークを容易に実施できますし、文書を共同で編集することも可能になって作業の効率化も進みます。
またペーパレスもできるようになっていきます。
職場環境がかなり改善されたという声がいろいろなところで聞かれています。
こども家庭庁は「職員の仕事と子育ての両立、全ての職員が健康で能力を発揮できる職場環境を実現する」、そういう方針を小倉大臣が掲げていますので、これに寄与することになると思っております。
私もどこかでこども家庭庁を見に行きたいと思っています。