おすすめの一冊
2022.05.01
2014年に、平塚ビットシティプロジェクトというものがありました。
平塚駅の南口を中心に、ビットコインを利用してはしご酒をしてもらおうという実証実験でした。
この時に参加した店舗の中で、当時、ビットコインを現金化せずに持っていたところがありました。
その後、ビットコインの価値が大きく上がり、持っていたビットコインで、キッチンカーを買うことができたそうです。
ということで、最近、Web3.0が話題になっていますが、ビットコインにも使われるブロックチェーンって何、をわかりやすく説明してくれる一冊です。
「ブロックチェーン」岡嶋裕史 講談社 ブルーバックス
ブロックチェーンに欠かせないハッシュ関数の役割を冒頭に丁寧に説明してくれていて、それだけでも価値がありますが、ビットコインのマイニングってなんだ、あるいはマイニングが終わったらどうなるのかなど、わからなかったことが、なるほどと腑に落ちるように説明されています。
51%問題やソフトフォーク、ハードフォークをはじめ、通ぶっている人の会話の中身も、これでわかるようになりました。
ブロックチェーンのことを一番わかりやすく理解できる本を教えてくれと専門家に頼んだら、この本を勧められました。なるほど、わかっている人はわかっているなと、あらためて見直しました。
Web3.0を理解するためにおすすめです。