運転免許証の写真について

2021.09.08

縦割り110番に、自動車運転免許証の更新の際に提出する写真の改善要望がありました。

具体的には、免許証更新のために持参した写真が警察署で受理されず、再撮影を指示されたが、撮り直して受理された写真と元の写真の違いが分からなかった、金銭的な負担も大きいので、公表されている撮影基準に則っていれば審査通過との扱いにして欲しいとのご意見でした。

免許証の更新は、
免許更新の拠点となる「運転免許センター」、
申請日に交付される「即日交付警察署」、
申請日の翌日以降に交付される「後日交付警察署」
の3つの方法で行われます。

運転免許センターや、即日交付警察署では、現地で写真撮影が行われるため、申請者が提出する必要はありません。

後日交付警察署を設置する都道府県は42あり、そのうち約半数の24の都道府県で写真の提出が求められています。

警察庁に対応を依頼したところ、申請者の利便性向上のため、各都道府県警察に対し、次の3点を盛り込んだ通達を発出することになりました。

1つ目は、写真撮影を行う即日交付窓口の拡大です。

写真の提出が不要になるよう、写真撮影の機材を新規に導入します。

2つ目は、写真を提出した申請者への適切な対応です。

個人識別が容易な写真であれば受け付けるという考え方の下、既にウェブサイトに掲載されている、不適当な写真の例を見直します。

また、受理できない写真については、なぜ受理できないのか、申請者に明確に説明します。

3つ目は、免許証の交付が即日か後日か、写真が必要か否か、警察署近辺の写真機の情報について、ウェブサイトに掲載し周知をします。

運転免許の写真は、年間270万人もの方々が提出しています。

今般の措置により、多くの申請者の利便性が向上されることを期待しています。



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