9月6日記者会見(ワクチン関連)

2021.09.07

ファイザー社製ワクチンにつきまして、今年の4月から6月で1億回分、7月から9月で7000万回分、残りが第4四半期に供給されることになっておりました。

第3四半期の供給が、600万回分増加するということはお伝えしておりますが、残りの第4四半期分のワクチンもすべて10月中に輸入を完了するということになりました。

第15クール(9月27日から10月10日)の調整枠を含めると、対象人口の8割の方に接種できるように自治体にお配りすることになりますが、接種率が8割を超えても、十分対応ができる状況になっております。

既にファイザー社製ワクチンの配分については、第14クール(9月13日から9月26日)の調整枠と第15クールの基本枠までお示ししておりますが、既にお示ししたファイザー社製ワクチンの数と、これまでに住所地別にVRSへの入力が終わっているモデルナ社製ワクチンの数を合計いたしますと、全国的に、もう既に対象人口の8割に対して101%となっております。

都道府県ごとにみても、一番割合の高い都道府県では、対象人口の8割の方が2回接種するために必要な回数の108%分が届いており、一番少ない都道府県でも98%分はもう既にお配りしている、あるいは、お示ししております。

都道府県は市区町村に配分量をお示しいただいて、市区町村でしっかりと予約を受け付けていただきたいと思います。

この他に、モデルナ社製ワクチンを既に1000万回分配送しております。

加えて、ファイザー社製ワクチンの第15クールの調整枠も、この数字の外になりますので、都道府県ごとにみても、接種率が8割を超えてきても十分な量が供給されることになると思っております。

接種率8割に必要十分な量が供給されますので、都道府県においてはぜひ、広域調整をしていただいて、ワクチンが行き渡るような調整をお願いしたいと思っております。

また、VRSへの入力が進みますと、それぞれの市区町村でどの程度の接種率になっているかということが分かってくると、安心して予約を受け付けても大丈夫ということになりますので、VRSへの入力をしっかりお願いをしたいと思います。

第15クールの調整枠の配分を金曜日にお示しいたしますが、第15クールの調整枠の配分にあたって、これから接種率がどの程度になるか、という見込みを都道府県ごとに回答いただきました。

都道府県の中には、接種率が100%になるという数字を出してきている都道府県もございますが、全国的に合計すると接種率は88%ということになります。

多くの方がワクチン接種を非常に前向きけにとらえて下さっていることを都道府県も感じて、このように高い数字になっているのではないかと思います。

内容を精査して、都道府県で計画的に接種ができるように金曜日に第15クールの調整枠の配分を決めたいと思っております。

もちろん、この後必要なら第16クールというのもございます。

量としては都道府県に十分行き渡っておりますので、都道府県の総合調整をしっかりお願いしていきたいと思います。



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