職域会場における妊婦への接種について
2021.08.10
職域接種実施中及び希望の企業等の皆様
職域接種の申請をいただいたすべての企業等の皆様にお送りしております。
妊娠中の方などへの職域接種についてのお問い合わせを複数いただいております。
妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方を接種対象外としている会場もあると聞いておりますが、ワクチンを接種することはできます。ただし、妊娠中の方への接種については、妊娠への悪影響は示唆されていないものの、安全性に関するデータが限られていることから、新型コロナワクチンの対象者に適用される接種への努力義務は、妊娠中の方には適用されておりません。こうしたことも踏まえ、そうした方には、接種のメリットとデメリットをよく検討し、予診医と相談の上、接種を判断していただくようお願いしているところです。
職域接種会場においても、妊娠中の方などについて、一律に対象外とすることなく、接種を希望する方への適切な対応をお願いいたします。
なお、三学会(日本産婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会)からの合同のお知らせにおいて、既に多くの接種経験のある海外の妊婦に対するワクチン接種に関する情報に基づき、妊娠中の方もワクチンを接種することができるとしています。
職域接種会場においても、これらに沿って対応をお願いいたします。併せて、以下の情報もご活用ください。
厚生労働省新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて
(⽇本産科婦⼈科学会、⽇本産婦⼈科医会、⽇本産婦⼈科感染症学会)http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20210617_COVID19.pdf
女性のみなさまへ 新型コロナウイルスワクチン(mRNA)ワクチンQ&A(日本産婦人科感染症学会)
送信元:内閣官房、厚生労働省予防接種室