警戒航空団

2020.04.02

航空自衛隊の浜松基地に警戒航空団が新編されました。
 
警戒航空団は、早期警戒管制機などをもって航空警戒及び要撃管制ならびにこれらに伴う航空情報の収集及び伝達を行うことと、また、学生に対して搭乗員及び整備員として必要な知識及び技能を習得させるための教育訓練を行うことを基本任務としています。
 
平素においては、対領空侵犯措置や災害派遣などを実施します。
 
中国機の領空侵犯に備えるため、E-2C及びE-767による南西地域での哨戒活動を連日、行っています。
 
旧ソ連のMIG-25が北海道に亡命してきた事案をきっかけにして、1983年11月、北部航空方面隊直轄の部隊として臨時警戒航空隊が発足しました。
 
1986年4月には航空総隊の直轄部隊として警戒航空隊が発足し、対領空侵犯措置任務が開始されました。
 
さらに航空管制機能を拡充するため、1999年3月に隊本部が浜松基地に移駐し、空中警戒管制隊を発足させ、E-767を導入しました。
 
中国軍の航空活動が活発になってきたため、2014年4月に第603飛行隊を那覇に新編し、3個飛行隊態勢となりました。
 
そして2020年3月26日、警戒航空団として新編され、3月29日、浜松基地で私も出席して新編行事が執り行われました。
 
警戒航空団は、団司令、副司令のもと、総務部、防衛部、装備部などからなる団司令部がおかれ、さらに飛行警戒管制群、飛行警戒監視群、第1整備群、第2整備群の四群からなります。
 
飛行警戒管制群は浜松基地におかれ、群本部、第602飛行隊と運用情報隊からなります。
 
飛行警戒監視群は三沢基地の第601飛行隊と那覇基地の第603飛行隊からなり、群本部は三沢基地におかれます。
 
第1整備群は三沢基地に、第2整備群は浜松基地に所在します。
 
警戒航空隊時代は、早期警戒管制機により航空情報を収集し、空自部隊等に伝達する役割を担っていましたが、警戒航空団では運用情報隊が新たにおかれ、収集した情報のデータを蓄積し分析することで、情報機能が一層強化されることとなります。
 
今後は、E-2CのE-2Dへの置き換えを進め、AWACS(E-767)とともに任務にあたります。



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