犯罪対策閣僚会議

2019.12.26

官邸で、犯罪対策閣僚会議が開催され、なぜか防衛大臣が総理の隣の席でした。
 
会議のなかで、出所受刑者の二年以内の再入率のデータが報告され、令和三年までに16%以下という目標に対して平成29年は16.9%だったという報告がありました。
 
主な罪名・特性別の二年以内再入率(平成29年)は
覚醒剤   17.3%
性犯罪    8.2
障害・暴行 15.4
窃盗    22.9
 
高齢    22.3
女性    11.8
少年     9.9
 
仮釈放された者の二年以内再入率は10.7%であるのに対して、満期釈放者は25.4%と2倍以上の差があります。
 
直近五年間における満期釈放者の二年以内再入数は平均2,726人となっており、令和四年までにこの数を2,000人医科とすることが目標と定められました。
 
又、大麻事犯の検挙人員が平成26年以降増加し続け、平成30年には過去最高の2,007人となりました。
 
若年層における安易な動機による乱用が増えています。
 
他方、覚醒剤事犯は1,285人と、平成22年の2,642人をピークに減少していますが、覚醒剤の押収量は三年連続して1トンを超えています。
 
また、コカイン事犯、MDMA事犯が増加するなど、乱用薬物が多様化しつつあります。



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